私、自分の顔の調子の良い時と悪い時が違いすぎて、鏡を見る度毎回どっちだろうって見るの怖くて心臓が破裂しそうな緊張に襲われる。

こんなにみんな見る度顔違うものなの?(汗)

自分の顔はどのタイプ(濃い、薄い、目が大きい小さい細い、まぁまぁイケてる、ブス)って分かってるつもり。
子供の時の写真とか見て、自分は目が細いと思っていた。
でも、ある時二重になっていた。
形状が変わったのは事実なんだけど、でも自分の目の形は把握してるつもりだった。

だけど、またある時、自分の写った写真を見て驚いたのだ。「誰?」・・・

自分で言うのは恥ずかしいけど「可愛い。」ってこれは可愛いんじゃないだろうかと思えた。なんの手違いなのか。(笑)
メイクをするようになったからというのもある。メイク大好きだ。
あまりにも現物と違いすぎない程度に、目を大きく、色っぽく、色彩豊かに、服装の色に合わせてインスピレーションを働かせて、ある意味私はメイクで芸術表現をしていた部分ある。

絵や音楽や文章や、本当は何かしてみたいという芸術への欲求をなかなか踏み出せない自分が絵を描くようにファッションスタイリストのように、色をメイクで表現する。
それが本当は芸術の魂の元に生まれた表現する為に生まれたはずの自分、表現は呼吸(しないと死んでしまうだろう)、なのに自分を抑圧してきた、よくここまで生きてこられたって本当に私は我慢強い、
そんな自分の唯一少し形にできていた表現活動なのかなと思う。

メイクに本格的に興味が出たのはある映画がきっかけなんだけど、それと重なって、。。。。手前味噌だけど、恋をしたから。
恋をして、顔が可愛くなった。あくまで自分比較の中だけど。他人に「可愛いよ、前より可愛くなったよ」って頭を撫でられたりもしたから(一人だけど)錯覚に終わらないちょっとは信じていい事実だと思う。

昔よりは女の子っぽくなって、健気さ、色気、それは誰かをすごく好きになっていたことで心が満たされた、切なさが表情を磨いたから表れた私の知らなかった顔なんだと思う。

その後、私はもう一人命を燃やして恋をする相手に巡り会って、やっぱり可愛いと思われたいから必死で自分のコンプレックスと戦いながら、でも飾らない素顔の自分も本当は可愛いと思われたくて、でも怖くて、そもそも私のこんな葛藤は別に私が可愛かろうと可愛くなかろうと当人には全くどうでも良い無意味な戦いだったのかもしれないんだけど。

そんな片思いの日々の中で、やっぱり鏡で見る度どんな自分が写るのか(まぁまぁいい感じって思えるか、私が自分を見たくないと思う悪い部分が強く出ている調子悪い顔が目の前に現れるのか)
鏡で確認出来ない時、今一体私どんな顔なんだろう、他の人の目にはどんな風に映って見えてるんだろう、私の愛する人は私を好きか好きじゃないかはしょうがないとしても少しは女として魅力を感じてくれる程度に可愛くメイクで表現できてるかな、

自分の顔が気になってしょうがなかった。


私だって分かっている。造形の点で私の限界はこうであるから絶対あの女優みたいに、あのアイドルみたいに、あの人みたいになれないし、なる必要もない。
それに、言う程私は、むしろ私の顔の作りは普通だしそんな変じゃない。変にしているのは私の心。

そう、やっぱり顔の魅力って、最初に与えられた造形というスタートラインの違いはあるけれど、でもそれだけではない。
目が細くったって、太っていたって、笑顔が素敵だったり、優しい心が顔に素敵な表情を与えていて他人に「好きだなぁ」って思わせられる。
顔は自分の心と生き方が作る。それは絶対だ。

だから私は元々好きな事ではあったけど、一層、一番大事なのは感性を磨くこと、心を豊かに保つことだと思って、本を読んだり、絵を見たり、演劇を見たり、音楽を聴いたり、感動することを大切に、人の気持ちを推し量ったり、美しい感情が美しい人間を作ると信じて努力しました。


だけど、可愛い顔とかって表面上の事は、どんなに美人であっても年齢を経て徐々に失われるもので、衰えていく。
どんなにしがみついても。

その虚しさ。

それに、可愛かったとしても、好きな人から好かれなければ全然意味がない。

私は、美に人並み以上に敏感。美意識が異常に高い。
それが自分で自分を必要以上に苦しめてきたことでもあって、私も苦労するよ、一番身近に一番手厳しい美への厳格な試験官がいて常に24時間見張られ点数をつけられててこれじゃ一時も気が休まらない。
そんな自分で自分を不自由にしてきた性格と生き方が、せっかく持って生まれたスタートラインのまぁまぁ全然良い造形の顔を必要以上の苦悶と怯えた警戒心の強い顔へと年月をかけて捏ね上げて作ってしまったんだと思う。


そんな事に時間を使ってる暇があったら、もっと自分のやりたいこと、素直に表現することを、素直に生きることしてきたらよかった。


怖いよ。今だって。私は顔も性格もスタイルも考え方も何一つ人に喜んで貰える好かれる部分がない。
そんな自分が今からどうやって。生きる?


メイクももうそんなにしたくない。しないと目も当てられないから(あと日焼けはしみを作る!)するけど、実はノーメイクの自分の顔が気に入ってきてたりする。
でも年齢も感じるしやっぱり恥ずかしいけど。


好きな人から可愛いとちょっとでも思われたい。魅力があるって。
それは変われないんだけど、
でも以前より、もうそれだけに囚われて楽しい感情を無駄にしてしまうような生き方はもうやめたい。
自然と笑っていること、そういう、これ好きだなぁ!って思うこと、心が熱くなることを失わないように保ったり、いっぱいやってもっともっと熱くしていったり、新たに探したり、心がわくわくする生き方をできる人にならないと。

でもしょうがないよね。私女性なんだもの。大切にされたい。=可愛く思われたい。

大事にされたいだけなんだ。たった一人の愛する人に。ぶさいくな私をぎゅーっと抱きしめて大切にしてもらいたい。私の可愛くなりたいはそういう願いが根底にあるのです。