秋冬野菜の準備と、ふと思うこと | 土磨の輪

秋冬野菜の準備と、ふと思うこと

今朝は涼しかったですね~

日に日に秋めいてきてますね。

畑にはバッタやコオロギ、鈴虫やカエルなどが沢山居ますが、春先はとても小さくて弱々しかったんですが、今は丸々と太ってしまい、ちっとも可愛くありませんにひひ

沢山虫が居るけれど、ちゃんと生態系と食物連鎖が出来ているからか、野菜に虫害はほとんどありませんチョキ

今年から新しくお借りした畑を開墾した当初は、「ホントにここで出来るのか・・・?」と不安でしたが、フタを空けたら絶好調!

初年度にしては十分な収量を上げています。

夏野菜に対するこの畑のクセが掴めたのと、作付けしたことによって土壌環境が昨年よりも改善しているので、来年の見通しも立てやすくなりました。


でも、新しい畑で秋冬野菜は今回が初!

悩ましい芯食いムシやネキリムシが殆んど居ないのは救いですが、根菜類が多い冬野菜にとって、土壌の制約が多い畑なので、試行錯誤が続きます。


今のところ播種&育苗の進んでいるのは、ヴィエトラ、オータムポエム、水菜、壬生菜、からし菜、わさび菜、紅苔菜、かき菜、高菜、レタス類(8種)、トレヴィス、カステルフランコ、大根類(5種)、カブ類(2種)、人参(3種)、春菊の第一段分です。

そろそろ第二段の播種&育苗を始めます。

取引先レストラン様専用区画でも順調に作付けを進めていますが、まだ夏野菜が残っている中での作付け作業なので、とても神経を遣いますあせる


「なぜ?」って?


だって、夏野菜を全て処分してしまうと出荷がストップしてしまい、お店が困っちゃいます!

だから、出荷分を残しつつ作業をしなくちゃいけません。

つまり、「ゼロ」にしないように夏野菜と秋冬野菜を徐々に織り交ぜながらの出荷をする必要があるんですよひらめき電球

この時期は一年で一番忙しく、全くもって息を抜けない時間を過ごします。

とにかく、「種蒔き!」「育苗!!」「定植!!!」「日々のケア!!!」の繰り返しで、手と気が休まる暇もありません汗

そんな感じでかなり厳しい日々だけど、取引先レストランのシェフの期待と、その料理を食べにいらっしゃるお客様のためにも、今が踏ん張りどころ。

うまく乗り切って収穫の秋を迎えたいと思います。



ちなみに、来年も新たに畑が増えるかもしれません。

今年は圃場の広さの関係で3店のレストラン様だけですが、新たに確保出来次第「レストラン様専用圃場(専用自家農園)」を拡大していく計画です。

「専用区画」ではお店の看板を設置して外部(メディア等)にアピール!

僕自身が野菜ソムリエとして外部で講師活動も行っているので、講座開催の度にレストラン様の宣伝を行っていますグッド!

また、「専用区画」の野菜は、量に関係なく毎週出荷しています。

通常の『毎週決まった量』での定期便よりも、宣伝効果と希望する野菜の作付けを行うので、レストラン様のメリットが大きい「専用区画」はお勧めですグッド!


「専用区画」ご興味のあるレストラン様、及びシェフの皆様。

遠慮なくご連絡 下さい!



冒頭にある今日のお題の「ふと思うこと」。

就農希望の方の問合せが、一時に比べてガクンと下がっています。

と言うよりも、殆んど無くなったと言った方が良いかも知れません。

以前はテレビ各局で「就農」「自給自足」「悠々自適」といったキーワードで、農業の特集が組まれていました。

今はどうでしょう?

殆んど目にしませんよね。

それに比例して、問合せも減りました。


そんな環境の中で、未だにある問合せが『漠然』と農業をやりたいと思っている方。

サラリーマン気分が抜けないのか、土日祝休みを希望したり、週3日くらいが良かったり・・・・


僕らの『休み』は野菜の生長次第です。

しかも、作業経験を一回逃せば、それはまた来年しか経験出来ません。

自分が農業を『生業』としてやっていきたい覚悟があるのなら、それを逃すことは出来ないハズ!(ですよね?)

だって、一人前になる今年の貴重なチャンスを失うわけですから。

自分の目指す「ゴール」が定まっていれば、逆算して取り組めるはずです。


厳しいようですが、それが定まっていなければ「何のためにやっているのか」がサッパリ分かりません。


『農業を教えて欲しい!』と言って僕のところに来るのは拒みません。

むしろ大歓迎です。


でも、生半可な気持ちで来られても逆に迷惑。

だって、『育てよう!』と思っている人に対して、そんな軽いノリでは教える側のモチベーションも下がります(そう思いませんか?)。

いつ来るのか分からない人に、責任ある作業を任せられません(どこの企業でもそれは同じですよね?)。

「志」を持って、具体的に取り組もうとしている方には協力は惜しみませんが、そうでない方にはそれなりにしか出来ません。

自分の中で、具体的な方向性(ビジョン)、戦略、営農スタイルが見えている方。

一緒にオンリーワンを目指しましょうグッド!


スタッフとして迎え入れられる日を楽しみにお待ちしております。



当園でのスタッフ(当園では研修生をこう呼びます)に、『報酬(給与)』は発生しません。

労働力の提供を受ける代わりに、「作付けノウハウ」、「販路」、「独立後のフォロー」、「圃場斡旋」などを提供しています。

求めるものがまず『報酬』であれば、うちでは無理です。

どこかの農業法人で研修を受けた方が良いでしょう。




『生業』とは遊びではありません。

ましてや、僕にとっては『生きる糧』であり、『生きる術』であり、自分の『存在意義』とも言えます。

自分でリスクを背負って踏み出したからこそ、僕のところに来る方にもそれを求めます。
(もちろん目指すものは人それぞれ違うから、程度の差はあります)