とある雨の日。

図書館から帰る途中、以前狩野川の河川敷で見た茶毛の猫を見かけた。

トコトコトコトコ、雨の中を歩いている。

自分は「雨の中の猫」の話を何通りか知っている。

その話を総合すると、猫という動物、どうやら雨は大嫌いらしい。


単なるふとした思い付き。


しかしながらこの猫は、実に自由にトコトコトコトコ歩いている。

途中でふかふかそうな土の上で穴を掘り出したと思ったら、おもむろにその上に

またがり糞をした。

その後は丁重に土を被せ、何事もなかったかのようにまたトコトコトコトコ

歩きだし、あゆみ橋の橋脚の下にもぐりこんだ。

自分、そんな生々しい猫の生態を見るのは初めてだった。





ちなみに、この橋の下にはこのような看板がぶら下がっていた。

単なるふとした思い付き。


確かにな。

ノラ猫に中途半端に食料を与えるのは彼らにとってもよくないし、

このノラ猫に対して十分な責任をとれるわけでない以上、一時の自己満足は

彼に対して何の幸せももたらせない。



とはいうものの。

ついつい、こいつの後を追い、デジカメについてるビデオ機能を使って撮影した。






なんだよ、こいつだけではなかったのだな。

友達?恋人?

うらやましいやつ。

うらやましいやつの動画



ついつい、冷凍庫にあるアジのひらき、解凍してもってきてやろうかと思ってしまった。

ハッ。やばいやばい。

自分、さみしいのかもしれない。






<おまけ>

フジテレビ系ドラマ「素直になれなくて(木曜10時~)」。その第2話。

ここで、上野樹里のコンビニ内の立ち読みシーンで、「今日の猫村さん」を

立ち読んでるシーン発見!

読んでるブツは表紙から「今日の猫村さん1巻」であることを確認。

ちと嬉しかった。