今年最後になるかもしれないこのブログだが、
昨日ネットで知ってものすごく気になったことがあったので書いておく。


今までこのブログを読んでくれている読者にはご存知のことだろうが、
自分、乙一という作家が好きである。


もちろん他にも好きな作家はいるが、彼はちと特別だ。

自分は乙一の本は(たぶん)全部読んでいる。

彼の書いたものの中でもマニアックな作品、絵本「くつしたをかくせ」や
ダメ人間3人の旅行紀「とるこ日記」さえも購入している。


そして彼の名前で出てる最新作「The book」も、ようやく今年読んだのだった。
(結局漫画の「ジョジョ」を読む前に読んでしまった。
背景となる第4部の舞台はよく分からなかったけど、大昔、第3部まで読んでて
「スタンド」の概念は知っていたので十分楽しめた。)


ところでだ。


彼の書いた小説の中でも一番好き・・・なものは選べないのだけど、
すごい好きな小説で「失はれる物語」というものがある。
失はれる物語/乙一
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ネタばれになるのであらすじとかは書かないが、
自分がこの小説を好きな理由のひとつが、この小説が
小説という媒体でしかあり得ないものである、と思ってたからだ。

つまり、漫画化も映画化も不可能と思っていたのだ。



が。


昨日見つけてしまった。

「失はれる物語」映画化決定のニュース!


どう考えても嫌な予感しかしない。

そして予告編映像も発見。

観たくない。
でも観てしまうしかない。


最悪の予感が的中!



もちろん、映画というものはその本編を全部観なければ正当な評価など
できないのは分かってる。

でもね。それでもさ。

いやだなぁ。




ちなみに公開は、先にネットで、次いで春に劇場公開との噂です。