夏で、花火大会だった。


2009狩野川花火大会。


昨晩、我が豪邸の玄関前にて、この花火大会の鑑賞会が盛大に執り行われた。


素晴らしかった!生きてて良かった!




まぁそんなたいそうな規模の花火大会ではないし、またそもそもここしばらく
ブログ更新をサボってたことについて何も触れなくてええんか、というツッコミもよそに、
今回はこの花火大会鑑賞会がいかに素晴らしかったかについて記録することにする。




何を隠そう。
発端は一週間前のことだ。


さる友人と久しぶりのランチに行き、ついでに最近できた「ニトリ」やら「すみや」やらに
行った帰りのことである。



「来週は花火大会だなぁ。」

とか

「うちの部屋の窓から花火を観れたらいいんだけど残念ながら観れないさー。
窓は南向きで花火は北側で打ちあがるから、玄関先でないと観れないんだ。」

等々の会話をしていたのだが、そのうち二人の妄想はどんどん膨らんでいき、
あっという間にこの鑑賞会の開催が決定されたのだった。




うら若き女性2名。我が豪邸にご案内~。


誓って言う。
こんなことは滅多にないことなのだ。

自分はその後一週間、散らかっていたキッチンを片付け、ガス台の油をマジックリンで落とし、
磨き、当日は(つまり昨日)お酒やらジュースやら、ダンボールなどを用意した。



そして昨日一八○○時、待ち合わせ時間に2人を向かえに行き、いったん帰宅したのち、
屋台が立ち並ぶ大通りに出て、たこ焼き、焼きそば、じゃがバタ、鶏からなどの食料を調達してまわった。



で、帰宅。
我が豪邸、最近部屋の模様替えもしたこともありなかなか広いと思っていたが、
3人も入ると狭かった。

違うな。
こんなに狭いと感じるなんて、おそらくこのうら若く魅力的な女性2名が放つ
一種のプレッシャーに違いない。たぶんオーラパワーかなにかであろう。

コップを用意する。カクテルを作る。内心浮き足立つ。







さて、花火大会が始まるまでの間、録画しておいた某静岡限定有名グルメ番組を観ていたが
ついにドンパチが始まった。




急遽3人は玄関先に移動。
椅子を並べ、ダンボールを置き、そこへ飲み物を置いた。




単なるふとした思い付き。
こんな感じ。



その後、どことなく圧倒的で幻想的な光景が次々と繰り広げられた。

400メートル先(グーグルマップにて測定)で打ちあがる大迫力の花火。
少し風が強く、打ち上げられて開くはしからから東へ流れていく花火。
ケータイで写真を撮るもなかなか上手く撮れない花火。



単なるふとした思い付き。


ガチャリとドアを開け、ふいに現れた隣の部屋の男。
何かを口走りながら上の階から降りて来た謎の男。
ゴキゲンな2名の女性とちと気恥ずかしい自分。
その間もドカンドカンと打ち上がる花火。





というわけで楽しい時間はあっという間に過ぎていき、「ナイアガラの歌」だか「スターマインの歌」だかが
さる女性の聴覚に捕らえられると、ついにこの大会のクライマックスシーンが訪れた。




ブラボーであった。

こんな体験をしては、もうブログを更新しなきゃいけない。
分かるだろ?



夏で。花火大会だった。


追記:

今回初めて動画を貼り付けてみた。
画像は昨日のものだが、映像は今日撮ったものである。
そう、狩野川花火大会は二日間開かれるのだ。
今回ケータイで撮ったのだが、意外と「ケータイいけるじゃん」と思った。