今日も会社帰りにマルサン書店へ立ち寄り、立ち読んだ。

ところで、このブログで何度も出てくるこのマルサン書店という店は、
自分の片道徒歩30分弱の通勤路の途中にある本屋さんだ。

通勤路の途中にあるのだから、ついつい途中で立ち寄るのもしょうがない。

というわけで、自分はこのマルサン書店に、週に2回か3回か4回くらい立ち寄っては
日々、時空の歪みに巻き込まれるのだ。
(今日も気づいたらあっという間に1時間が過ぎていた・・・。)


今日の新刊コーナーで気になった本。
喋々喃々/小川 糸
¥1,575
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「食堂かたつむり」に続く小川糸の第2作。
鬼の跫音/道尾 秀介
¥1,470
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道尾の初の短編集はうまいし面白いけど、読後感がいまいちかな(って短編2つ読んじゃった。)





さて、今日さるお方からこんな本をお借りした。
ガンダム(ここの場合のガンダムはファーストガンダムを指す)のパロディ漫画だ。
機動戦士ガンダムさん よっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-21)/大和田 秀樹
¥588
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なぜ、このような本を借りることになったのか。
その経緯にはここでは触れない。
それっぽいなんやかんやがここ数日間、職場で繰り広げられた結果なのだろう。
たぶん。

だいたい、「よっつめ」ってことは「ひとつめ」とか「みっつめ」もあるのだろうなー。



さっそく読んでみた。

面白い。

なるほどー。
まあ、ガンダムさんとかいう漫画があるということは以前妹から聞いて
なんとなく知っていたのだが、これは確かに面白い。


でも、ガンダムを知らない人にはまったく訳がわからないんだろうな。
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」と同じ仕組みである。
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース 203-1)/ぷよ
¥567
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以下、貸してくれた方に感謝しつつ
簡単にレビュー。

「ハロ男」の腕は怖すぎるし、セイラさんはドSだし、
司令になった「ザクさん」は悲哀感まる出し。
「いきもの」に登場するガンダムさんに至っては、アッガイを口にくわえ、
まるで暴走したエヴァのように四ッ足で走り去る
凄すぎる世界。

なかでも、「宇宙島のガルマくん」が特に良かった。

一年戦争のずっと昔のザビ家のお話。
ギレンはニートで、デギン親父とドズルは港湾土木関係者(?)、
キシリアは家族思いで苦労人なお姉さん。ガルマは泣き虫な幼稚園児。

なんかね、この設定がすんなり受け入れられるのだ。
不思議すぎる。




やれやれだ。
どうやらまた、あぶない領域に足を踏み入れつつあるのだなぁ、自分。




おまけ
自分の通勤路にはあゆみ橋というものがあり、毎日その橋を渡る。
今日の帰り道、この橋を渡ったとき、真上に月が見えた。

綺麗なハーフムーン。

一瞬、自分が月を見上げているのではなく、
月が自分を見下ろしているような、そんな気がした。
(携帯だとうまく写真が撮れないのが残念なのだ)。