石油ファンヒーターとオダギリジョー

今日は会社の帰りにマルサン書店に寄り、仕事中にふいに友人からおススメされた
広瀬正の「鏡の国のアリス」という本を探し出し、軽く冒頭60頁ほど読んで、これは面白い、
ぜひ週末はブックオフに行こう！と思ってそっと棚に戻し、そのまま帰った。

鏡の国のアリス (集英社文庫)/広瀬正
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マルサン書店よ。いつも立ち読みばかりですまん。
でもこないだ、三崎亜紀の最新作「廃墟建築士」を衝動買いしたから許してくれ。

廃墟建築士/三崎亜記
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さてその後、家に帰り着くなり買い物に出かけ、また帰って晩御飯を食べ終えた時に
その事件は、起きた。

石油ファンヒーターがピーピー言った。
こいつはやれ空気が悪いだ、やれ連続で暖房しすぎだとピーピー言っては
いちいち動作を止めるうるさいやつだ。

なので、こいつに近寄り液晶（？）表示を見ると「給油」とあった。
そして一言、ポロッと口に出た。

「泣く子と給油には勝てねえなぁ」

・・・。

口から出た言葉にハッとし、次に愕然とし、寒気がした。
我ながらいったいなんというセンス・・・。

とんでもないおっさんになった気がしたのだが、気を取り直して玄関に行き給油した。

それにしても・・・。

一人暮らしをすると独り言が多くなるのはなぜだろう。
なぜだろう。

そしてつい今しがた知った衝撃の真実！

今までオダギリジョーの本名など気にもしなかったが、
ネットでこのニュースを見て彼の本名が「小田切譲」であることを知った。

今日二度目のハッとした出来事だった。

おしまい。