【Bar風間】カウンター5席のカクテル専門店  -5ページ目

【Bar風間】カウンター5席のカクテル専門店 

北海道 札幌市中央区南4条西4丁目 松岡ビル地下1階
【月~日.祝.祝前18:00~1:00 】
【無休】
【禁煙】
【チャージ料金700円】

カロリックパンチとはスウェーデンのリキュールの1つでラム、バタビアアラック、シトラス、スパイス、砂糖から作られる  

らしい


バー風間は毎月、ボードにおすすめカクテルではなく、作ったことのないカクテルを、あ行から探して載せているが
探していてよく出てくるのがスゥィデッシュパンチとかカロリックパンチとかいうお酒だった 

最初は何の事だかわからずスルーしていたがあまりにもよく出てくるので、興味をもち始めていた

多分、先輩方のお店のどこかにはあると思い何件か回った成果は1本の空瓶だけ



しかしカロリックパンチさえあればクラシックカクテルの幅が広がると思いどうしても手に入れたくなってしまっていたのだ

1本あれば、味さえわかればなんとか作る事ができるんだが…

しかし海外のサイトで作っている人がいるのを発見し、その情報と、空瓶の香りと、カロリックパンチを使うカクテルのベースやら副材料やらを調べて作ってみることにした。

まずは材料を手に入れる

バタビアアラック。

あとは店にあるラム、砂糖、レモン、スパイスでやってみる

1回目、ラムはアプルトン、レモンスライス、カルダモン、クローブ、ダージリンティーでやってみたが バランス悪し

多分この手のリキュールは樽で熟成してると考え2年前に使った小型の樽で熟成してみたが樽香強すぎて失敗。



2回目はラムをロン.サカパ、レモンピール、オレンジピール、クローブ、カルダモン、ダージリンティーに変更し砂糖も量を調節してバランスをとる 

樽熟もラムの樽香でカバー。 

バランスはいいしこういうリキュールありそう   
先輩が言ってた「あんまり特徴ないよ」にも当てはまる



とりあえず出来たけど 本物飲んだことないから なんか達成感がない   
 
本物飲みたい…

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①どうウィルキンソンに似せるか
②どうオリジナリティを出すか

ウィルキンソンに似せるかは材料の量、砂糖の種類、オリジナリティはスパイスだと考える。

ジンジャーエールの辛味に負けなくてコクがありすぎなく、甘さだけじゃない砂糖、「素焚糖」を使い、とりあえずシナモン、ローズマリー、陳皮、鷹の爪、生姜、水を煮込む

唐辛子の辛味がきいてて舌がバカになるのと時間がないのとで1日1回しか味見できないという壁にぶち当たる…

味見できない環境はラリアンスのバーを通過するブライダルスタッフ、ブライダルの業者さん、同じ階にいるパテシェに容赦なく味見させる。 

それを繰り返して3ヶ月後 ようやく納得いく味までもってきた  

やはり難しいのは甘味の質と加減

スパイスはつくる人の好みで何を入れてもいい

東京ではこのレシピのジンジャーエールでモスコーミュールを自信をもって作っていた
 

しかし

札幌に来てから気温、湿度が違うのか甘味が強く感じてしまいレシピを2回ほど変えている ジンジャーエールだけじゃない、ジントニックやらマティーニやら…

土地がかわるとレシピを変える、少量生産のジンが無くなるとレシピを変える、

カクテルは何かが変わると全てを変えなければならない時が多い

楽しいけど疲れる




《お知らせ》
平成29年4月1日から営業時間やら定休日やらが変更します。
 
【現在】  ➡定休日・月曜日
       営業時間・17:00~2:00

【4月1日以降】➡定休日・無休
              営業時間・18:00~1:00(24:30LO)

◈休業の際はFacebook、ブログにてお知らせしますhttps://m.facebook.com/bar.kazama/?locale2=ja_JP
自家製物を色々作るきっかけになったのがジンジャーエール。 
 
2011.3.11の東日本大震災がおきた日がすべての始まり。

震災の後の東京は色々な物が無くなっていった。

ミネラルウォーター、マスク、雨具、そしてウィルキンソンジンジャーエール辛口、
 
当時働いていた神楽坂ラリアンスはバーだけでも約60席、その他にレストラン、パーティーでジンジャーエールは必要になる。

震災の日から何週間かたったところで酒屋さんからジンジャーエールが入ってこないと連絡があった。

こんな時だから仕方がないのだがカクテルだけはどうにかしたい。

当時のモスコー.ミュールはウォッカにフォションのシナモンを1本漬け込んだものとライム、辛口のジンジャーエールで仕上げていた。

そういえば…

前に、たまたま入った銀座の喫茶店で手作りジンジャーエールを飲んだことがあったのを思いだし、ジンジャーエールの作り方を調べてみたのだが簡単そうなので作ってみることにした。

材料は生姜、砂糖、唐辛子、水、がシンプルなレシピ。
①このレシピをどうウィルキンソンに似せるか
②どうオリジナリティを出すか
が、目標になる。

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バー風間のジントニックは自家製のトニックウォーターをつかっている。

東京から札幌に来てバー風間を始めた頃は東京で美味しいとおもったジントニックをそのまま作っていたが どうも店に飲みに来てくれたバーテンダーの反応がいまいちに見えた。 
営業終了後ジントニックを作って飲んでみたが、やはり北海道の気温、湿度に合ってないのか特別美味しいとは感じなかった。

東京で作っていたレシピはシタデルジン50、ライム10、トニックウォーター45、炭酸30にライムピールではなくグレープフルーツピールをかけるというポカリスエット系ジントニックだった。

それから色々なバーでジントニックを勉強しに行ったがなかなか自分らしいジントニックのヒントは思い付かなかった。

バー風間を始めてから1年近く、バーの顔と言われるジントニックが決まらなかったのだ。

そこで邪道だと思っていたトニックウォーターを手作りすることに挑戦しようと決意した。

自家製コーラまで時間はかからなかったが1ヶ月は毎日実験を繰り返していた

完成したのはバーテンダー協会の全国大会の日、我が師匠のいるバーフォーシーズンズの吉本さんが優勝した日だった。


スパイスと柑橘の皮、苦味はゲンチアナでつけたオリジナルトニックウォーター

甘味は控えめに、苦味を強くした中毒作用のありそうなジントニックが完成した。



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