長男の妊娠・出産・産後~出産編①~ | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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今回からは妊娠編から出産編デス。
今までの妊娠編はコチラ

ーーーダンナの仕事が年末年始は1年の中で最も繁忙期でもあり、
双方相談して、実家先で里帰り分娩を希望した私。

当初、希望していた実家近くでの助産院での出産は諦めざるを得なくなり、
元職場の高速を使って約一時間かかる大学病院での出産になりました。

お腹の張りも痛みも妊娠期、あんなにあったに関わらず
36週に入った途端にぴったり、本当に全くなくなってしまいました。
それをいいことに、それから巻き返すように
「ようやく時が来た!」
とばかりに毎日またストイックに2,3時間ウォーキングに励みました。
家の中も「大掃除だぁ!」「今まで(実家に)お世話になった恩返しだ」
と毎日壁磨きまで念入りにしていました。



そして年明け、週末の夜、芸能人同士で特技で戦うTEPPEN剣道観戦中に
むむ?これは?という痛みが。

しかし、測ってみると15分とか10分おきとかで30秒ほどしか続かない。

「助産師の頭」が発動。

これは前駆陣痛だろうなぁ。まだまだ、だよね。
ちょっと寝るかぁ、と寝た方がいいよね。体力温存
と思いながらも緊張してしまう。

今まで立ち会ってきたお産の数々が走馬灯のように流れてくる。

子宮口もほとんど開いていない状態だし、すぐ進むとは考えにくい。

けれど、病院までの距離はある(高速で1時間)からどうしよう。
今この状態で電話してもなあ(何でこのタイミングで…まだいいっしょ。って言われそう
待機しててもいい気がする。
ーーーでも不安だなぁ。

でも夜勤中だし迷惑だよなぁ。


「助産師の頭」と、「初産婦」の私が頭の中でぐるぐる。

助産師なんだから、自分でちゃんと判断できないと「できない人」って思われちゃう。

こんな時ですら、そんな風に「人の目」を気にしていた私(泣ける)。

でも「不安」が消えず思い切って電話。
「ぜひ、いらしてください^^それから考えましょう」
電話の向こうで後輩スタッフから優しい言葉。

ーーー私も電話受けた立場だったら、きっとそう言うな。

不安ですよね。初めてだし分からないですものね。
みてみないと分からないし、診てみてまだ大丈夫そうだったら、その時考えましょう。
不安なままでいるよりも安心しますからって。

不安なまま緊張しているとカラダが固くなって進むものも進まなくなるからって。


そう自分に言えればよかった。寄り添えればよかった。

今思えば、何をそんなにこんな時まで気にしていたのかなって思っちゃうけれど…。

そしていざ高速を使って病院へーーー。
続く。