家事とは生きることであり、伝えていく文化!~ドゥーラ家事塾に参加して~ | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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こんにちは!産前・産後ドゥーラいし井とも美です。

ドゥーラ3期研修中より気になっていました
家事塾 辰巳渚先生。HPはコチラ

家のコトとは生きるコト

を理念に「家事」についてを社会にお伝えされる活動をなさっています。

研修を受けて「家事」に関する教育っていうのは
家庭で母から多少は教わってはいても、改めて学校では、されてこなかったなぁ…

感じて先生の研修から感銘を受けておりました。

それから「ドゥーラ家事塾」が開催される
ということで、楽しみに参加しました。

ドゥーラとしての目標をいつも「軸」に持ち活動していくこと

まず、そこをはじめにおっしゃられました。
ドゥーラとは、ただの「家事代行」「育児代行」ではない、ということ。
お母さんの気持ちや身体に寄り添う、ということは確かにあっても
その中でも自分の中で「軸」を持ち活動することの必要性を改めて考えました。

私が家に入ってサポートをすることでどういった「こと」があるだろうか

「出産後という心身の余裕がない、人生の新たなスタートの時期にサポートをする」

だけではない側面。

「家事塾」とはあるのですが
家事には100人のお宅があれば、100通りのそれぞれの家庭のやり方、がある。
それには正解、などはないです。

辰巳先生はおっしゃられます。
ただ、その家庭の環境や状況で効率的な方法、その人の価値観が如実に表れるもの。

それでも、スタンダードは知っておくとよい、ということで
実習を交えて学びました。
昨日は5名の受講者でしたが、家事一つ一つにそれぞれのやり方があって
シェアするのが楽しかったです。

ドゥーラは家事サポートもしますが、
改めてそれは「見られている」ものでもあると実習を交え感じました。
それはクライアントさまが「見て」感じているものがある、ということです。

私たちは
「お母さんの心身が回復しないうちに「新たなご家族を迎えられる」という時期」
をサポートする存在。
しかし、それはずっと継続していくものではなく、
そのクライアントさまが少しずつ心身ともに回復していく過程で
少しずつ私たちのサポートからも卒業されていきます。
その時に「見られていた」ことから何を感じていただけるか…。

家事とは、次の世代に手渡す文化

という家事塾の憲章の一文があるのですが
私はここに感動しました。

家事とは面倒くさいもの、大変なもの、忙しいときには後回しにするもの
と研修を受けるまでは感じておりました。

しかし、「家事」ということを学校では改めて教育されてこなかった私たち、
その方法を伝えていくのは「家族」なんだなぁ
と思います。

その家、その家族なりの「方法」というものが、家事にはあると思います。
それは「文化」だったんだなぁって!

そして家事を尊重することは、その人、その家族を尊重するということにもつながると思いました。
大概、家事で違和感を感じるのは結婚した時、と私は思っています。
私は洗いものをこういう方法でしていたが、主人はこういう方法?みたいな。
しかし、その違和感からコミュニケーションが生まれ、
そこで新たな価値観をもらえて、新しい家族での家事の方法が
また確立されていく気がします。

現代社会、つい忙しいときには後回し、にされてしまう家事は
あまり手をかけぬように、どんどん便利になっていきます。
掃除機も自分でかけなくとも、自動で部屋中をきれいにしてくれるし
乾燥までやってくれる洗濯機。
自分でキレイに掃除をしてくれるエアコン…。

どんどん便利になっていくのはありがたいのですが、便利だけがいいのかな?
なんて、つい考えてしまいました。
家事は「伝えていく」側面もあり、
人とつながる、コミュニケーションのツールでもある。


例えば、息子は「ほうきで掃く」のが好きです。
まとめた、ごみをまき散らしている時もあるのですが(笑)
それでも
ほうきは掃くもの、そしてごみを集めるものだよ、と伝えています。
今は遊びの一環でも、いつか分かってくれるときが来る。
そしてほうきで「掃く」って面白い、楽しい行動、なんです!
「ほうきで掃く」一つでも親子のコミュニケーションってとれると思います。

子どもがいつか自分の手から離れていくとき、自分の力で生きていけるのか。
そういうことを考えると
生きていくために必要な「家事」を伝えていくこと
は、男女関係なく、とても必要な教育だとと思います。


私も苦手意識のあった家事でしたが「楽しくてステキなもの」になりました★

辰巳先生、尊敬する先輩ドゥーラのお一人でもある藤城さん、
アシスタントの酒井さん(ドゥーラ同期です★)ありがとうございます!

一緒に受講した3期生の皆さんもありがとうございました!
また、今まで家事を教えてくれた母にも改めて感謝します!


お昼ご飯は、藤城さんプロデュースでみんなで盛り付けしました!
とてもおいしかったです!


生春巻きなど「巻物」おかずの楽しさに私もはまりました~!!