読みこみデビコミ④~バージルの試練
おそらくもっとも「難解」とされるのは、2巻はじまりのバージル心象風景
本を買うにあたっては、レビューを参考にさせていだたいていますが、みんなとっても上手
その中で、このシーンを「魂の牢獄」と表現していた人がいたけど、傑作。このレビュアーは「結局高尚すぎてわからない」と書かれているが、全体に何が難しいのかをおさえていて、後で読むものとしては読みこみのポイントがわかりほんとに参考になりました。ありがとう。
魔界を開くという共通の目的を持ったバージルとアーカム。アーカムにはその方法の知恵はあるが、手段がない。バージルは「手段」そのものであるが、知恵をもたない。
第一の鍵である「(スパーダにより)名を奪われた」という悪魔の前に立たされたバージルの精神におどろおどろしい風景がカットインしてきます。それは彼にとって2度目の風景。
警告!! これはまごうことなき恐怖の閂! 深き闇は汝をるつぼとし、永遠に混沌と破壊をもたらすであろう
知っている。これはあの時の・・
さらなる恐怖を望むや否や?
今さら・・・こんなものを見せて何がわかる
後悔、哀惜、絶望、大きな疑問、戸惑い、その全てが快感であること
快感・・・?
虫けらにはわかるまい。矮小ならば世界が見えぬのも道理

では 貴様は逃げろ
ここで彼は悪魔を切り裂き幻影を断ち切ります。
警告は無用
と。バージルに悪魔は名を返すことをもとめますが、2千年も前に奪われた名をバージルは知る由もありません。
「名が欲しければかってにつければよい」
これこそが名を戻す許諾。またそれはスパーダの息子であるバージルにしかできなかったこと。悪魔の名は「傲慢 PRIDE」。一つ目の鍵はそこにひらかれたのでした
幻影の中のバージルは幼い。彼が「あの時の・・・」という、いちどめは悪魔の襲撃をうけたおよそ10年前。半魔の彼にとって、肉体の死は悪魔への屈従。魂は永遠に反逆者の息子として、永遠に恐怖と絶望にさいなまれることになるのです。人として、喜びや希望を信じてきたはずの彼が、後悔や絶望を快感と腑に落とし、「悪魔として悪魔を制圧する」暗い決意。それが彼の復讐。
「虫けら~」から「では、貴様は逃げろ、警告は無用だ」がつなぎがわかりにくいですが、英語版は明確
An insect could never understand. One so small lacks the perspective to truly see the world around them.
Then...you run away. I am no insect.
幻影の中のバージルの言葉は過去と現在がないまぜになってる。「自分は虫けらではない」と屈従を拒絶したときに、過去にはなかった魔界への鍵が置かれていた。はじめはそうと気づかずに。それこそが自分の目的達成への道程のはじまり、そう錯覚したバージルの哀しさ。
幻影の中でバージルは燃えて立ち上る煙を見ます。それに対して「Dante・・・・」という
その姿がみえているわけではありません。何が燃えているかも明らかではありません。別シーンのアーカムの説明から想像するのみ。燃えているのは惨劇の家?悲しみを消そうと、Danteがつけた火だったのでしょうか・・・
作者は笑うかもしれないね。読み手に多くの想像を求める作者はもしかして悪魔野郎か


Suguro Chayamachi
Devil May Cry 3 2 (Devil May Cry)
本を買うにあたっては、レビューを参考にさせていだたいていますが、みんなとっても上手

その中で、このシーンを「魂の牢獄」と表現していた人がいたけど、傑作。このレビュアーは「結局高尚すぎてわからない」と書かれているが、全体に何が難しいのかをおさえていて、後で読むものとしては読みこみのポイントがわかりほんとに参考になりました。ありがとう。
魔界を開くという共通の目的を持ったバージルとアーカム。アーカムにはその方法の知恵はあるが、手段がない。バージルは「手段」そのものであるが、知恵をもたない。
第一の鍵である「(スパーダにより)名を奪われた」という悪魔の前に立たされたバージルの精神におどろおどろしい風景がカットインしてきます。それは彼にとって2度目の風景。
警告!! これはまごうことなき恐怖の閂! 深き闇は汝をるつぼとし、永遠に混沌と破壊をもたらすであろう
知っている。これはあの時の・・
さらなる恐怖を望むや否や?
今さら・・・こんなものを見せて何がわかる
後悔、哀惜、絶望、大きな疑問、戸惑い、その全てが快感であること
快感・・・?
虫けらにはわかるまい。矮小ならば世界が見えぬのも道理

では 貴様は逃げろ
ここで彼は悪魔を切り裂き幻影を断ち切ります。
警告は無用
と。バージルに悪魔は名を返すことをもとめますが、2千年も前に奪われた名をバージルは知る由もありません。
「名が欲しければかってにつければよい」
これこそが名を戻す許諾。またそれはスパーダの息子であるバージルにしかできなかったこと。悪魔の名は「傲慢 PRIDE」。一つ目の鍵はそこにひらかれたのでした
幻影の中のバージルは幼い。彼が「あの時の・・・」という、いちどめは悪魔の襲撃をうけたおよそ10年前。半魔の彼にとって、肉体の死は悪魔への屈従。魂は永遠に反逆者の息子として、永遠に恐怖と絶望にさいなまれることになるのです。人として、喜びや希望を信じてきたはずの彼が、後悔や絶望を快感と腑に落とし、「悪魔として悪魔を制圧する」暗い決意。それが彼の復讐。
「虫けら~」から「では、貴様は逃げろ、警告は無用だ」がつなぎがわかりにくいですが、英語版は明確
An insect could never understand. One so small lacks the perspective to truly see the world around them.
Then...you run away. I am no insect.
幻影の中のバージルの言葉は過去と現在がないまぜになってる。「自分は虫けらではない」と屈従を拒絶したときに、過去にはなかった魔界への鍵が置かれていた。はじめはそうと気づかずに。それこそが自分の目的達成への道程のはじまり、そう錯覚したバージルの哀しさ。
幻影の中でバージルは燃えて立ち上る煙を見ます。それに対して「Dante・・・・」という
その姿がみえているわけではありません。何が燃えているかも明らかではありません。別シーンのアーカムの説明から想像するのみ。燃えているのは惨劇の家?悲しみを消そうと、Danteがつけた火だったのでしょうか・・・
作者は笑うかもしれないね。読み手に多くの想像を求める作者はもしかして悪魔野郎か


Suguro Chayamachi
Devil May Cry 3 2 (Devil May Cry)