数日、豪雪のニュースが流れていますが
私が住んでいるところは、ほとんど積雪がありません。
特に、普段は雪が降らない太平洋側が雪模様だと
こちらは安定した天候なんですよねぇ~。
今回の温泉は、数年前から通っている
日本でも珍しい 含炭酸鉄強食塩泉 のお湯です。
神代温泉<こうじろおんせん>(富山県氷見市神代)
里山を走っていくと、神代(こうじろ)という町の一番奥まで行きます。
最近、数回訪れたのですが~
運が悪いのかお休みをされていて縁が無かったんですよね・・。
さすがに、今回だけは事前に電話をして確かめてから伺いました。
玄関を入ると受付があって入浴料を支払います。
『お元気でしたか~?(^^)』 と声をかけてくださいました。
お湯を守っている女将さんは話好きな方です。
世間話をしたあとはお風呂をいただきましょう~。
少し暗めの廊下を奥へ~。
昭和感覚のレトロチックな感じです。
脱衣所はシンプルです。 それでいいんです。
寒くないようにと、気遣いのストーブが(^^)
含炭酸鉄強食塩泉
その昔、ご主人が石油を掘ろうとして湧き出たのがこの温泉です。
浴槽に入った瞬間に、鉄が錆びたような匂いがします。
100%加水・加温なしで、源泉から直接湯船に流し込んでいます。
ホースから出てくる温泉は、無色透明なのですが~
空気に触れた瞬間に 『 鉄さび色 』 に変色します。
湯温は、熱くもなくぬるくもなくで心地良い温度です。
いつも、2時間くらい楽しんでいます。
温泉を舐めてみると、結構塩っぱくて
まさに鉄分と塩分が混ざった、鉄錆温泉といったところでしょうか。
タイルや湯船付近の石も長年の鉄成分で茶色に変色しています。
湯船にタオルを入れることはありませんが、
桶に真っ白なタオルを入れると数分で茶色になっちゃいますよ(^^)
今まで、たくさんの温泉に親しんできましたが~
これほど 個性のあるお湯 はそうそうありませんでした。
お風呂上りには、無料で冷たいお茶を飲むことができます。
こうときの水分補給って、砂漠に水が染み込むがごとく~♪
喉がうなりますよねー。
この日は、時間が早いせいもあって私だけでしたが
ちゃんとストーブを暖めていてくださいました。
昔は宿泊もあったのですが、現在は日帰り入浴のみとなっています。
おそらく女将さんの代で消えちゃいそうな 『神代温泉』。
いつまでも火を消さないでほしいと願っています。
入浴料500円/1人 10時~21時
不定休(電話で確認をお勧めします)
0766-91-1210