今年も水仙が綺麗に咲きました

写真撮る暇がない

さてと、
健聴時代の職に復職してから、7年が経ちました

もうすぐ8年目突入です。
(人工内耳にして7年半ですね)
これも人工内耳のお陰です。
健聴時代には劣るし苦労することも未だに多々ありますが、日常生活は格段に向上しました。
非常勤での勤務。
何度か仕事のことはこのブログでも書いていますが、面接時に常勤でお願いできないかと言われました。
聞こえのこと、子どもも小学生だったので非常勤でも宜しければということで採用してもらい今に至っています。
そして、数年前から再度常勤になってもらえないかとのお話が度々あったのですが、丁重にお断りしていました。
有難いお話なのは重々承知でしたが、聞こえに自信がない、責任が重すぎて私には無理だと思ったから。
専門職だし聞き間違えましたじゃ済まない、仕事量も膨大、「聞こえにくいので」は通用しない仕事も多い。
会議、電話対応、対面対応、医師の指示受け、諸々。
職場は静かな環境下ではありません。
緊張感も増し、疲労も大きいでしょう。
聞くことに集中しないと聞けないことも多いですからね。
だまってても聞こえてくる健聴時代とはやはり違うのですよね。
それでも自分の好きな仕事だから働けることに感謝だし、生き甲斐にもなるし、頑張りたいという気持ちもあって十分でない聞こえに歯痒い。
人工内耳にして日常生活で困ることはほとんどなくなったし、工夫すれば何とでもなる。
電話もほぼ問題なくできるようになった。
だけど、仕事となるとやはり話しは違ってくるのですよね。
これが現実ってやつだよね。
マスクの時代になってしまったし、慣れたとは言え辛いものがある。
健聴者との差を嫌でも思い知らされる場面も多々あります。聞こえてさえいればって思うことも。
私が働くには周りの配慮がいかに大きくて大事かってこと。
配慮なしでは働けないし、周りの理解、協力がなければ自分らしくも働けないって思います。
どんなに良い人でも聞こえにくい方だと、敬遠しがちになってしまうし、聞こえなくてごめんなさいって気持ちになってしまうしね。
人間関係も大事ですが、私にとっては配慮がやはり1番大事になってしまうかもな。
でもこれは悲しい現実なので、そうならないように私も努力が必要だし、どうしたら聞きやすいとか自分で伝えていく必要があるなと感じます。
これも中々難しいことだけど、理解してもらう努力は欠いてはいけないのかもって思ったりもします。
(避けたり、もういいやってなりがちだけど)
私は一般雇用で入職してるので、配慮してくれているから働けるのですよね。
感謝の気持ちは忘れてはならないですね。
聞こえで落ち込むこともありますが、割り切りも必要だし、自己肯定感も低くなりやすいから、働けているだけでも凄いじゃん自分って無理矢理にでも思うこと。
これが大切ですね。
じゃないと精神的にやられます。
聞こえなくて申し訳なく思うのではなく、強気でいた方が精神バランスはとりやすいかな、と仕事を通して思いました。
実際には中々難しいですけどね。
聞かなくても良い陰口には参加致しません。ここに労力を使うのはバカらしい。
これは人工内耳の良いところであります。
淡々と仕事に集中するのみ。
楽しい雑談には参加してますよ〜。
前置きが長くなりましたが、
悩みに悩んだ末、この度とうとう?常勤(正社員)で勤務することになりました。
聞こえの配慮もこれまで通りしてくれるとのことだし、業務分担もしっかり決めてくれました。
もう高校生ですが子どももいるので、その辺の配慮もしてくれます。
仕事なんだから子どもいる、いない関係ないでしょって職場もあると思うんですが、私の職場はその辺すごく協力的で助かっています。
子どもの入学式や卒業式なんかも、自分の有休休暇ではなく特別休暇をもらえます。
本当に有難い。
聞こえない、聞こえにくいと言うと難色を示される職場も多いと思うんです。
それでも正職員でと幾度となく言って頂けるのは有難いお話だよね、と考えるようになりました。
(いや、そう思ってはいたけど)
子どもにもお金かかるしね。
(高校の部活、めっちゃお金かかるの💦笑)
そんな訳で頑張ってみようと思います。
あーぁ、しばらくはクタクタになりそう

何とかなる!精神でいきましょか!!
(軽っ)
肩の力を抜いてとはいかないにしろ、力を入れ過ぎないようにしよっと。
自分で言うのも何だけど、生真面目なんですよね。
それが自分を追い込んでしまうので、
良い意味で適度に手を抜くことも必要なんでしょうけど、性格なんで、中々、、、

嬉しいんだか、いや嬉しくはないな、、、不安の方が大きいかな、、、でも働けるのは嬉しい、、、。
最近、聞こえの変動も激しいから大丈夫かな、とか色々考えてしまって、
なんか複雑な気持ち。
贅沢な悩みごとです。
とりあえず、頑張ってみる!!