こんばんは(*^◯^*)
国家試験を受験するにあたっての配慮申請について書いてみようと思います。
国家試験と言いましても沢山ありますが、
私の場合の医療系資格受験についてです。
(身バレ防止のため正式な資格名は控えさせていただきます)
配慮事項申請書というものがあります。
これを提出し、認められれば受験に関しての配慮をしてくれるというものです。
補聴器、人工内耳装用者は必ず必要です。
受験時の装用の許可をとらなくてはいけないからです。
配慮申請をしなくても受験資格を与えられれば試験は受けられますが、提出しないと補聴器や人工内耳は外さなければ試験会場には入れません。
この申請書の他に、
①診断書
②人工内耳、装用している写真
この2点が必要とのことで提出しました。
私は配慮事項として、
1.試験会場での人工内耳装用の許可
2.試験に関わる説明事項の文書
この2点を病院の診断書にも書いてもらい、申請書にも記入して提出しました。
後日、厚生労働省から郵送で許可するか否かの連絡があります。
私の場合は①②共に認められました。
国家試験当日は、人工内耳のチェック。
説明事項を文書にしたものを説明させてもらいますと言ってずっと私に付いて、今読み上げている箇所をご丁寧に追ってくれるんです。
どこを読んでるのか聴こえるので文書だけいただければ大丈夫です、
と言ったのですが、
回収しないといけないので、最後まで説明させていただきます。
と言われ最後まで付き添いをして下さいました

きっと、きちんと読み上げている箇所を付いて配慮しなければならない決まりがあるのかも知れないですね。
壇上で口頭説明していた試験監督員は男性でマイクで話していましたが、ゆっくり丁寧に話していたのできちんと聞き取れました。
ただ、説明事項が沢山あって時間も長いし(1時間近かったかと思う)、マスク外して顔認証とか、記入しなくちゃいけないことや、やらなければならないことも細々とあったので、文書による配慮申請をしてよかったなと思いました。
ただでさえ緊張もしてるし、その上こんなに長い説明を集中して聞かなければならなかったとしたら試験前にぐったりだったと思います。
難聴だと医療系はハードルが高いと思う方もいらっしゃるかと思います。
医療分野と言っても幅広いです。
緊急性の高い職場だと困難な場面に直面したりすることも多いと思いますが、緊急性の高い職場ばかりではありません。
私は大人になってからの中途失聴者なので、健聴時代に看護職として働いていました。
その頃の経験が役立っていて、人工内耳となっても看護職として復職する大きなきっかけとなったのは確かかな、とは思います。
今は補助となる機械や、電子化されて難聴者でも医療職に就くことが可能となりました。
医療系に興味はあるけれど、聞こえのことで諦めるしかない、と思っている方がいたとしたら、自分に合った職種、医療現場があると思います!!
是非、諦めないでチャレンジして欲しいなって思います!!
難聴でも国家資格を生かして活躍している人は沢山いらっしゃいます!!
夢ではありませんよ!!