ドルフィンファームで逢いましょう!〜 一口馬主とテシオ理論、そして、うちの子〜 -2ページ目

ドルフィンファームで逢いましょう!〜 一口馬主とテシオ理論、そして、うちの子〜

競馬歴49年、血統マニアの私ドルフィンが、競走馬の血統や配合を、血のロマン、個人の好き嫌い、固定観念を交えて語るブログです。

うちの子ファニーは、2021年6月23日、虹の橋を渡りました。

池添騎手の好騎乗❗️




スローな流れで前に行けたことがすべて。ピュアブレンドもよく粘って持ち堪えてくれました。モニターの前で久しぶりに絶叫しました😋


なんと、すっかり忘れていましたが、

今年の初勝利❣️🤣

11戦目にして、やっとです。これで勢いが付けばいいのですが…。今週出走予定のリンクスルーファスアストラエンブレムに期待します。



振り返れば、2戦目をダートで負けた時から、芝、芝、芝って言い続けてやっと前走。それでもなお、ダート1600mの小金井特別に登録された時はおいおい?!と思いましたが、芝を使ってくれてよかったです。



ドルフィン厩舎、ウィクトーリア以来、5頭目の3勝馬となりました。何とかオープンまで昇級して欲しいと思います。




【シルク公式】

 6/5(日)東京9R ホンコンジョッキークラブトロフィー〔芝2,000m・7頭〕優勝[4人気]

まずまずのスタートを切ると、道中は好位の2番手からレースを進めます。そのままの隊列で直線に向くと、必死に食い下がる2着馬を最後はクビ差交わして、嬉しい3つ目の勝利を挙げています。

中川公成調教師「おめでとうございます。前進する見込みはあると感じていたものの、芝に変わった2戦目でこうして結果を残してくれるとは嬉しいですね。前走時からトモの状態をキープ出来ていたので、パドックではシャキシャキと歩けていて、馬の雰囲気は良かったですね。ただ、ゲート内ではバタバタしていましたし、そこは今後も課題として残ってしまったところです。トレセンでも練習はしているのですが、練習だと馬も分かっていて大人しくしているので縛ることも出来ませんから、その点は悩ましいところです。でも、スタート後は上手く好位に付けることが出来ましたし、道中も流れが落ち着いたことから、これなら楽しみはあると思っていましたが、その通りにしっかりと脚を伸ばしてくれましたね。池添謙一騎手は、『ゲート内でかなりバタバタしてしまい大変でしたね。一度ゲート入りを渋ったことで余計にエキサイトしてしまった部分もあったと思いますが、今回は上手くタイミングが合ったので良かったものの、今後もスタートには注意していく必要があるでしょう。その後は良いポジションからリズム良く運ぶことが出来ましたし、直線でも良い脚を使ってくれました』と話していました。この後は2戦続けて使ってきましたし、一旦リフレッシュさせる方向で考えています」















  オークス回顧

まず先週のオークス(東京優駿牝馬)は、本命に推したスターズオンアースが見事に2冠を達成❣️




桜花賞馬が単勝6.5倍とは、けっこう美味しい馬券だった😋



さて、今週は競馬の祭典、日本ダービー(東京優駿)、競馬サークルの最大目標であることはいうまでもない。 


2019年に生まれたサラブレッド7,522頭の頂点に立つのは?


2022年度平地G 1における1番人気馬の連敗記録に終止符が打たれるのか?



  テシオ理論 ダービー予想

ポイントはスバリ、ボス馬を探せ❗️


頭脳明晰かつ闘争本能に優る『雑種性の高い馬』を上位にとりたいが、人気上位馬のほとんどがインブリードの弊害を持っていて、アウトブリードの馬達にも距離不安があったりと取捨選択が難しい。


今朝7時00分のJRA公式サイトでは天候は晴れ☀️、馬場状態は良、それを前提に予想する。



キラーアビリティ

出遅れたにせよ、皐月賞は負け過ぎの感は否めないが、休明け2走目でパフォーマンスを上げてくる可能性もある。ボトムに8遺伝、母系にマッチェムを有すもののNorthern Dancerのクロスは気になるところ。出資馬グロンフオールの半弟で、若干の私情が入っているのも事実だが期待している。



イクイノックス

ローテーション、距離適性とも問題無し。ボトムに8遺伝も2つ有する点もダービー馬に相応しい。Lyphardのインブリードによる弊害は気掛かり。奇しくもスターズオンアースと同じ8枠18番・ルメール騎手。



プラダリア

コンプレックスがなく、ボトムで8遺伝も2つ持ち、耐力にも恵まれ、ローテーションも理想的、◎本命でも良かったが、懸念材料が青葉賞勝馬のジンクス。



ジオグリフ

耐力値が低いため使い詰めはマイナス。上積みは期待出来ない。距離はギリギリもちそうだが…。



オニャンコポン

耐力に恵まれ、ボトムに8遺伝を2つ持つまでは良いが、ミスプロ、クリスエスのインブリードの弊害が邪魔する可能性も。



ダノンベルーガ

正直なところ最後まで悩んだ。能力はNo.1、母父マッチェム系にも惹かれるが、ボトムラインは米国芝マイラー、対象祖先も欧州芝マイラー、自論では2000mまで、2400mは厳しいとみているが、3歳のこの時期なら素質でまとめて面倒を見ることも。



ドウデュース

マイル志向が強い。弥生賞が余分だった可能性があり、ローテーション的にはマイナス。2歳チャンピオンの意地を見せるか?



  結論

キラーアビリティ

◯イクイノックス

プラダリア

△ジオグリフ

☆オニャンコポン

注ダノンベルーガ














ダービー出走馬血統考察、今回は京都新聞杯勝ち馬、アスクワイルドモアを取り上げます。


その他の出走予定馬の考察はコチラ⬇️












  アスクワイルドモア 2019.2.23 黒鹿毛


(netkeibaより転載)



  対象祖先

父キズナの満8歳直前の種付で、優先種牡馬はキズナ、対象祖先もキズナとみる。


キズナ 2010.3.5 鹿毛

14戦7勝、主な勝ち鞍、日本ダービー(G 1)、産経大阪杯(G2)、京都新聞杯(G2)、毎日杯(G3)、ニエル賞(仏G2)



  適性

日本芝・中〜長距離。



  耐力

ボトムライン活性値は(23/32=72)と恵まれた耐力の持ち主。調教、輸送、遠征、連戦も苦にしないタフな馬。使われつつ良くなるタイプで逆に休明けは取りこぼす可能性がある。



  配合

父・ Ne0・サンデーサイレンス系

母父・Ne0・サンデーサイレンス系

母母父・ Ne・ナスルーラ系

母母母父・ Ec・エクリプス系


ネアルコ系は1本だが母父が同系、サンデーサイレンス、Lyphardのクロスも有効で、決して褒められた配合ではない。インブリードの様々な弊害が気になる。



  総評

京都新聞杯を勝っての本番は父キズナと同じ。年明け3走目のローテーションも理想的。にしても、やはりインブリードは気になる。


キズナ産駒には毎年『史上初の父子3世代ダービー制覇』が掛かっているので、記録達成を願っているが、この馬ではない気がするが、ディープインパクト、キズナの形を出せる後継者のなり得る馬であることに間違いはない。


ダービー出走予定馬の血統考察、今回はプリンシパルSを勝ったセイウンハーデスを考察する。



その他の出走予定馬の考察はコチラ⬇️












  セイウンハーデス 2019.4.8 黒鹿毛



(netkeibaより転載)



  対象祖先

父シルバーステートの優性期⑤の種付で、優先種牡馬はシルバーステート、対象祖先もシルバーステートとみる。


シルバーステート




  適性

欧州芝・中〜長距離、ストレッチランナー。



  耐力

ボトムライン活性値は(25/32=78)と恵まれた耐力の持ち主。調教、輸送、遠征、連戦も苦にしないタフな馬。使われつつ良くなるタイプで逆に休明けは取りこぼす可能性がある。



  配合

父・ Ne0・サンデーサイレンス系

母父・Ne0・サンデーサイレンス系

母母父・ Ne0・ノーザンダンサー系

母母母父・ Ne・ノーザンダンサー系


ネアルコ0系が3本、ボトムのみネアルコが残る組合せで雑種性はそこまで高くない。ボトムラインは小岩井農場の基礎輸入牝系フローリスカップ系で、曽祖母・祖母が8遺伝を2つ持っていることは強調材料。


ただ、サンデーサイレンスのインブリードが有効なため、その弊害には注意。



  総評

幻のダービーと称される父は夢舞台に立てなかったが息子が父の能力を証明できるか。


毎日杯、プリンシパルS、ダービー、並の馬なら過酷なローテーションだが、耐力に恵まれた本馬には心配無用。数多くの活躍馬を輩出してている名牝系、8遺伝の2つ持ち、母系の活力でどこまで。


最後までお読み頂きありがとうございました♪











シルクホースクラブからダービー馬誕生か?クラブ期待の無敗馬、ピースオブエイトを考察する。



その他の出走予定馬の考察はコチラ⬇️











 ピースオブエイト 2019.1.7 黒鹿毛



(netkeibaより転載)



 対象祖先

スクリーンヒーロー の優性期⑥の種付で父優先、優先種牡馬はスクリーンヒーロー、対象祖先はサンデーサイレンスとみる。父スクリーンヒーローの形を引き継いでいる。


スクリーンヒーロー 2004.4.18 栗毛

23戦5勝 主な勝ち鞍、ジャパンカップ(芝2400・G1)、アルゼンチン共和国杯(芝2500・G2)


父グラスワンダーの0遺伝で母優先であったことからサンデーサイレンスの形を引き継いだ。代表産駒にモーリス。


 適性

南米・芝・ダート兼用、マイル〜中距離〜クラシック、オールマイティ。



 ​耐力

ボトムライン活性値は(17/32=53)で上級馬としては貧弱。ハードな調教、輸送、遠征、連戦では無理は出来ない。月1走ペースなら問題無いが、間隔が詰まったローテーションではパフォーマンスを落とす一方、休明けは苦にしない。



 ​配合

父・ Ne0・スクリーンヒーロー 系

母父・Ne0・サンデーサイレンス系

母母父・Ne0・ノーザンダンサー系

母母母父・Ph・ミスタープロスペクター系


ボトムラインがミスプロ系で他はネアルコ0系、擬似異系配合で雑種性がアップしたのは良いが、Northern Dancerのクロスが有効なため、インブリードの弊害が心配だ。



 総評

ここまで3戦全て芝1800mを無敗。毎日杯(G 2)で重賞初制覇。まだ底を見せていない点で魅力を感じる。皐月賞をスキップしてダービーというローテーションはこの馬には理想的。父スクリーンヒーローがジャパンカップ、アルゼンチン共和国杯と東京の2400mで実績があるように、距離適性はメンバーでも上位の存在。



最後までお読み頂きありがとうございました♪