http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000031-sph-golf ◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・フェニックス第2日(21日・宮崎県フェニックスCC=7010ヤード、パー71) 石川遼(17)=パナソニック=が5バーディー、1ボギーの67をマーク、首位と2打差の通算3アンダー6位に浮上した。自分のボールを蹴るなどで5打差34位と出遅れたが、巻き返しに成功。2位に入った10月の日本オープンのスイングを取り戻し、2週連続で優勝争いに挑む。68と伸ばした丸山茂樹(39)=トヨタ自動車=も石川と並ぶ6位に浮上。69で回った近藤智弘(31)=フリー=が5アンダーで首位。
全身をピンクでそろえた石川が、ウエアに負けない鮮やかなチャージを見せた。ヨネックスの来年モデルを初着用し、手嶋多一の66に次ぐ2番目の好スコア。「手応えは少しだけあります。服がカッコいいんでテンションも上がりますね」と満面の笑みだ。
第1打を左の林に入れた15番パー4も冷静だった。初日は2番の林で自分のボールを蹴り痛恨の1罰打。この日は前方のテレビ中継塔が邪魔になるため、救済措置の可否を競技委員に聞く余裕があった。結局救済は受けなかったが、幅1メートルの木の間を6アイアンで抜き右のラフへ脱出した。
しかもラフは想定内だった。「左のラフでショートするとダボもある」ピンは左奥に切られており、右サイドならボールがラフに沈んでいても手前から転がせる。鋭い判断で第3打を2メートルに寄せ、これを沈めてナイスパー。「ああいうパーを取れると、その後ドライバーが思い切り打てる」伸びやかさを取り戻し、17、18番での連続バーディー締めにつなげた。
スイングが乱れた初日を反省し、絶好調だった日本オープンを思い出した。体重移動と切り返しを意識した素振りを繰り返し「ドライバーを1ヤードの範囲で狙う」集中力が復活。一夜にして1か月前のスイングに修正し、フェアウエーキープ率も初日の57・14%から78・57%に改善した。
日本オープン以後は6戦中4試合で予選ラウンドを10位以内で通過している。実りの秋の快進撃。「優勝を意識するのは最終日の最後3ホールです」優勝すれば日本プロスポーツ界最年少の1億円プレーヤーとなるが、気負いは全くない。
◆握手で状態察知 青木「指に注意」 ○…石川は、テレビ解説で訪れている青木功から「金言」をもらっていた。19日の前夜祭で握手をした際、青木が石川の右手人さし指付け根にひび割れを発見。その場では言わず、20日に「気を付けた方がいいぞ」と忠告した。石川は早速ハンドクリームを多めに塗って対処。一瞬の握手だけで手の状態を察知するとは、さすが世界のアオキだ。
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