たしか高校二年生の時の話です。

その時の教室は二階で、左手に中庭があり、隣の校舎へと続く渡り廊下がありました。

その日の授業は、教師が居たにも関わらず自習だったんですね。

刻々と時間は過ぎ、教室はページをめくる音と文字を書く音だけ。

そんな時。


いきなり。



ド─────────ン!

という大きな音が左側の中庭のほうから。

「なんだなんだ!?」みんな自習なんか止めて窓際へ。

そこには、ぽっかりと穴が空いた渡り廊下の屋根が。

なんでっ!?

隕石でも落ちたのか!?

と、教室はザワザワ。

そうこうしているうちに「M田がいない!」と、誰かが気づきました。

M田くん、野球部に所属するおとなしい少年でした。

M田はどこに消えた!?

もう、みんな勉強なんか手につきません。


数十分後、行方不明だったM田くんが何事もなかったかの如く帰ってきました。

そしてM田くんの口から真実が語られる事になるのです!


彼が言うには「渡り廊下の屋根にボールがあったから、拾いに行ったら落ちた。んで、落ちて体が痛かったけど見つかったら怒られそうなので逃げた。」だそうです。

高校の時のいちばん笑える事件でした。

もう、当時は腹がよじれる程に笑ったね♪