「賜った」というか現実としては「買った」のだけど
ただ目についたから買ってきたというわけでもないので
やはり縁があっての「賜りもの」なのだ。
そもそも日御碕神社にはバスで行こうと思っていた。
3日間のバス乗り放題チケットを買っていたから。
だが、自家用車以外には足がない←まぁ歩けばいいわけだが
出雲文化伝承館から出雲大社駅までタクシーで行って
そこからバス??という案を吹き飛ばして
タクシーで日御碕神社まで行ってしまった。
三上さんという運転手さんの人柄かなぁ。
意外なことに、出雲では時間やコースで設定されてる
観光タクシーがなくて、時にはタクシーを降りて
観光地の解説をしてくれたりもするのに
料金は、あくまでもメーター料金だけなのだ。
日御碕神社に向かう途中で
ほかのお守りやお札は並べてあるのに
「砂のお守りさん」だけは言わないと出してくれない
という話をしてくれた。
そう聞くと、買わなくちゃと思ってしまうものだ。
縦5cmほどで掌の中にスッポリ入る小ぶりなお守りさん。
「日御碕神社の『御神砂』について」
日御碕神社の「お砂」は古来、出雲屋敷と申す地鎮祭の
鎮めものとして用い、神社敷地と同じ清らかな屋敷になるよう
お清めとして使う「お砂」でありますが、昭和40年に群馬県の
堀田靖二氏が新店舗の地鎮祭の為「お砂」を敷き、たまたま
交通事故で医師から見放された友人に塗りつけたところ
一命を取り留め、しかも前回従前どうりの運転手の仕事が
出来るようになり、その他交通安全、車酔い止め、悪霊退散等
不思議な奇跡体験者が多数となり関東を中心に
御神砂報賽会が結成され昭和49年日御碕神社境内に
「御神砂の碑」が建立されました。
社務所の前で、運転手・三上さんに
神無月に神様が集まるのは出雲大社だけだと思ってましたけど
ここ日御碕神社にも神様が集まるんですよね?
龍蛇神さまが海に出て呼びに行くというような話を聞きましたが
その龍蛇神さまというのは、どこに祀られているわけですか?
...といった話をしていたら、社務所の女性が気を利かせてくれたのか
宮司さんが現れて
「龍蛇神さまをお参りされたいそうですね?どうぞ」
と天照大御神が祀られている上の宮に上げてくれて
小さな神棚の扉を開き、龍蛇神さまをお参りさせていただいた。
三上さんも「長年ここに来てますが、初めてです!」
と満面の笑顔だった。
...ということで、龍蛇神さまレプリカ。参拝記念に。
箱は6cmほど。
「出雲日御碕龍蛇神御由来」
毎年旧暦10月を神無月(かみなしづき又はかんなづき)と申しますが
わが出雲国にかぎり神在月(かみありづき)と申しています。
それはこの月には、全国の神々様が出雲の国にお集まりになって
いろいろとご協議をなさるので神在月と云うのでございます。
日御碕龍蛇神はこの時に海神綿津美神(わだづみのかみ)のお使として
海中から日御碕の海浜に御上陸になります。
これを見つけた漁民は海藻に包んで奉載し神社に献納します。
神社では直ちに三宝に奉安し、祭典を行って神前に奉告いたします。
海神のお使の役を果たされた龍蛇神は永くこの地上に止まって
招福除難(火難水難)のことをつかさどられると申します。
一人でバスで行ってたら
砂のお守りさんも龍蛇神さまにも
縁がなく帰ってきたと思う。
やはり、縁あっての賜りものでしょ![]()



