20ある太陽の紋章には、4色ある。
マヤの神話によると神々は、最初に泥で人間を作ってみたら崩れてしまい
木で作ってみると神を敬う知恵を持たなかったために洪水で滅ぼし
最終的には、トウモロコシで4人の男を作り、その後4人の女を作ったとされていて
赤い血の氏族、白い真実の氏族、青い空の氏族、黄色い火の氏族
と、4つの氏族があるそうだ。
ここで、日本人の思い込みをはずさなければならない。
赤は大地の色、黄色は太陽の色 なのである。
日本では、白地に赤の国旗が 「日の丸」 と呼ばれ
太陽が赤いと思っているわけだが
ヨーロッパや中近東、そして南米でも 太陽は黄色。
マヤの創造神は、自らの男根を切り裂き、そこから流れる血で
大地が作られ、様々なものを生み出したとされる。
赤は大地の色、青は空の色、黄色は太陽の色。
では、白とは何か![]()
マヤ文明は、石灰なくしては成立しなかったと言われている。
トウモロコシで作られたと言われるマヤ人たちの主食は
もちろん、トウモロコシなのだが、このトウモロコシを常食すると
ペラグラという必須アミノ酸のうちナイアシン欠乏症にかかりやすくなるらしい。
重くなれば死亡する怖い病気なのだが、古代からトウモロコシを主食としている
中南米の多くの地域では、なぜかペラグラがないのだ。
そのメカニズムが解明されたわけではないが
古代から石灰でトウモロコシを処理していることによるという。
また、石壁を作るときには、粘土と砂、石灰に水を加えて作ったモルタルを
接着剤代わりにし、できあがった石壁を石灰で白く塗り、その上に
神々を描いたりしていたそうだ。
白は、生活に欠かせない石灰の色。
この4色が表すのは
赤:(創始)始まり
白:(洗練)深める、鍛錬する
青:(変容)変化、展開
黄:(熟成)まとめ、仕上げ
太陽の紋章の周期は、この過程を5回繰り返す。
