アポフィスは、エジプトで大蛇の姿で表された神アペプのラテン語読み。
世界が誕生する前の原始の水から生まれ出た古い神で、太陽神の役割を担っていたが
それをラーに奪われたために、ラーに敵対するものとなったとされ、悪の象徴となった。
日の出、日没に空が赤く染まることが、ラーを襲おうとして逆に切り裂かれたアポフィスの血とされ
砂嵐が起こるのは、太陽、すなわちラーの力を弱めるアポフィスの悪行とされていた。
ヘリオポリスに住む大いなる猫によって、頭を断ち切られたとされている。
それに由来して名づけられたのが、2029年と2036年の2回
地球とニアミスすると公表されている小惑星アポフィス。
直径270m~400mとされていて、そんなに小さいの
と思うかもしれないが
宇宙からの小天体が地球に与える衝撃はその直径の10倍ものクレーターを一瞬で作ってしまう。
クレーターは衝突のために開けられた穴ではなく衝突の際に起こる大爆発の痕跡だからだ。
地表はえぐられ、海であったら大量の海水が蒸発することになる。
地球の裏側に衝突したとしても、地震や津波が収まった後に
大気圏上空に巻き上げられた細かなチリは、5~6年の間
太陽光を隠してしまうだろうと推測されている。
たとえ、地震や津波に襲われなくても、その後、食糧不足の中で
何年か耐え忍ばなければならなくなるのである。
古代エジプトでのアポフィスと違って
現代のアポフィスが太陽の光を隠してしまう確率は非常に低い。
しかし、起こらないわけではない。
誕生以来、今日まで地球は何度も小惑星と衝突している。
1度起きたことは、また必ず起きるのだ(と、宇宙物理学者のカク教授が言っていた)。
現代にアポフィスがいるのなら
ヘリオポリスの大いなる猫もまた、現代に出現するかもしれない。
35カ国以上の宇宙飛行経験者で構成されているNP0・Association of Space Explorers
(宇宙探検家協会)は、国連での各国協調のもとグローバルな行動を起こすように
求めているとそうだが、日本は猫になろうとするのか、猫の陰に隠れるネズミなのか![]()
私は興味津々なのだけれど、鳩山首相の抱える大荷物の中で
それが、どこにあるのかは謎だ。
誰か教えて。
