山川港からは市内までの路線バスと空港までの高速バスが運行されています。

母は叔父のところに帰ります。

昨日娘たちに車で送ってもらった慈眼寺という駅まで叔父が迎えに来てくれるので安心。

降りる駅も下見できていますしね。

私はバスで市内まで行く予定でしたが…古い路線バスで運転手さんも…まぁ、もう想像通りでね。

母もちょっと心配だし私も山川駅でバスを降りJRで鹿児島市内に向かいました。

日本最南端の有人駅、とでかでかと出ていますが、無人です。

券売機もないし、乗っていいのかどうかよくわからない。

母を独りにしなくてよかったです。

 

もちろんICカードをタッチするところもないし、山川駅から乗ったと証明するようなものも何もない。

しかもここは始発ではないし。どうしたものかと悩んでいたら、同じ電車に乗る予定の女性が

このまま乗って降りるところで○○駅からですと言えば大丈夫、と声をかけてくださいました。

 

ふーむ。では降車駅から一番近い無人駅から乗ったと言っても誰もわからないってことか…。

いいのかそれで、JR。

ちなみに行きにたまて箱の乗務員と話す機会があったのですが、そちらも対応は…💦

 

昨日は慈眼寺の駅からICカードで乗車できたんですよね。指宿ではICカードをタッチするところがなく

次回ICカードが使える駅でその旨を話してお支払いくださいと張り紙がしてありました。

最終的には母は慈眼寺で昨日の慈眼寺~指宿、この日の山川~慈眼寺分を慈眼寺駅の

窓口で精算することができました。前日は慈眼寺に人がいなかったので、最悪東京に

戻ってきてから清算するようかもね、と話していたのですが、よかったよかった。

私の下車駅は鹿児島中央という大きな駅ですのでね。さすがに駅員がいないことはない。

 

そんなこともあり、なんというか田舎の長閑な駅は結構ハラハラドキドキの連続でした。

むしろ人がわちゃわちゃいる鹿児島中央の駅員さんたちは忙しいだろうに親切💛

ああ、制服を着た職員の親切が身に沁みる💧

 

この観覧車があるところが鹿児島中央駅です。

 
そして初のひとり泊はシルクイン鹿児島に決定。
城山ホテルとか温泉ホテル中原別荘とかいろいろ見比べて両方のいいとこどりをした感じ。

 

おばちゃんといえど女性フロアがあるのもなんとなく安心。

お部屋はフツーのビジホと同じ感じ。

 

窓から観覧車が見えます。

 

大きな鏡の他に小さい三面鏡が置いてあるのはレディースフロアならではかも。

  


アクセサリートレイもあるし、バスルームにはフェイスパックまでありました。

  

 

水回りもキレイに掃除されていました。

  


さて、チェックアウトを済ませたら私はたくさん歩くのですよ!

水色のマーカーが引いてあるところがホテルと温泉、紫のラインを歩いて行きました。

ちなみに黄緑のマーカーは泊まろうと思っていたホテル2か所(湯乃山から割と近い)と

シルクイン鹿児島から近いみょうばんの湯。しかし、初志貫徹。湯乃山まで歩ききりました。

青で囲んだところは帰りに多分この辺りを通ったんだろうなぁと思われる天文館。

 

初日に行った照国神社。

ちなみに鹿児島市内はバスもあるし路面電車もあるので

何もそんなに頑張って歩かなくても行かれます。

 

本当はシェアサイクルを利用したかったけれど、

ちょうどそのころメンテナンスで使用不可だったのです~( ノД`)シクシク…

 

でも、たくさん歩いてみてよくわかりました。いつも旦那の車で通り過ぎるような場所も

しっかり地図を見ながら歩くときちんと心に残るものですね。

普通の東京の官公庁街のようだけれども、左端にはお堀の名残が。

 

初日にかたつむり🐌をみつけたところです。

 

鹿児島県教育会館。

何やら由緒ありそうな建物ですが、情報はあまり出てきません。

 

近代的なマンションのエントランスにお堀の名残を渡る橋があります。おもしろ・・・。

 

鹿児島と言えば西郷さんですよねー。実はこんなに高いところにあります。

道路を挟んだ向こう側に写真撮影スポットがあるようですよ。

  

 

こちらも何やら由緒がありそうな建物ですが…なんだったかな。

 

このようにずっと堀??は続いているのです。近代的な建物と大通り、その脇に立つ

由緒がありそうな建造物や新しいマンション。そしてガス灯。入り乱れていて面白い。

  

 

こちらは県立図書館。

 

図書館は鶴丸城跡地内にあります。篤姫像もこの中にあるようです。

 

門構えだけでもカッコいいですよね。休館日でしたけれども。

 

休館日じゃなくても暗くなる前に湯乃山温泉に行きたいから見られなかっただろうな。

 

道の反対側にはこれまたレトロな建物と何かの銅像が。

しかし、急げ急げ!暗くなる。

 

街中の石垣にしれっとある銃弾の跡。

  

 

ガス灯が灯り始めました。

 

ここまでくれば湯乃山はすぐ裏です。西郷隆盛終焉の地。

子どもの頃に西郷さんが最後を迎えた洞窟に行った覚えがあるんですが、

洞窟から出て、こんな住宅地のようなところで終焉を迎えたのですね。

今や隣は大きなマンションですよ。

 

終焉の地の看板とマンションの間の道が湯乃山に続く道になります。

 

ここでお金を払って更に少し奥に進みます。

 

こちらの温泉は同じ料金で家族風呂と共同浴場どちらでも利用可能!

しかも家族風呂はひとりでも利用できます。500円で家族風呂を独泉できるなんて!

今なら家族風呂が空いていると思います…と案内してくれたお姉さん。

優しさが身に沁みる💧簡素な脱衣場ですが、充分。あ、でも暑いときは辛いかも。

  

 

古いんですけれど、汚くはないんですよ。

たぶん入れ替わり立ち代わりいろいろな人が利用していると思いますが。

 

このように湯船にホースが突っ込んでありまして

  

 

ホースから温泉がだばだば出てきます。

このだばだば温泉が湯船の底から出ているので、たぶん下の方に新しいお湯が常に注がれている

状態になって、古いお湯が湯船からあふれ出すようになっているのではないかと。

右はホース外れちゃったの図。

   

 

天井が一部空いているので湯気がこもることもありません。

しかもうれしいことに超適温。ゆっくり長湯ができる温度でした。

とろとろ度は香川には負けますが、湯上りにボディローションがいらないくらいのお湯ですよ。

 

脱衣場とお風呂をつなぐドアとお風呂の全景。キレイなところとは思えないでしょうけれど

まったく不潔な印象はなかったです。写真で見るとどうしてそう思わなかったのか不思議ですけれど。

  

 

こちらの引き戸は外とつながっています。とにかく早く温泉に入りたくて、入り口やら全体やらの

写真を後回しにしてはいった様子がよくわかるかと。

  

 

帰りには隣の家族風呂も空いていました。ちょっとタイルとかが違うんですね。

 

昭和レトロな屋外の湯上りスペース。飲み物も買えるようになっていました。

  

 

長屋のように家族風呂が並んでいます。一番手前が共同浴場だったのかな。

 

こちらは男湯と書いてありますね。受付は細い道を上がって行ったところにあります。

  

 

こんなマンションの隣に鄙びた温泉があるとは。

 

幟が立っているのでわからないことはないと思います。駐車場は坂の途中で狭そう。

 

日が暮れたあとの道も趣がありました。

 

先程道路の向こう側からお背中が見えた銅像。建物は旧鹿児島県庁らしいです。

  

 

ウィリアムウィリスの銅像だそうですよ。

 

通りを挟んで見た鶴丸城跡の門。

 

あらステキ♪と思ったところを撮ってきましたけれども、行きとは違う道を通り適当に

天文館と山形屋を目指したので、何が何だか、どこがどこだかまったくわかりません。

 

こちらは日本瓦斯本社ビルだそう。

 

この観覧車が見えるところまで来てやっとホッとしたのでした。

 

ホテルに戻ってきました。こちらはロビー。

右の棚はおみやげ物と、必要なものだけ持って行かれるアメニティが置いてあります。

  

 

2階にリラクゼーションルームやジムもあります。

  

 

女性専用のランドリーコーナーがあるのもよいですよねー。


エレベーターの中に貼ってあったお知らせ。

 

 

    
 

温泉大浴場ですよ。暖簾をくぐった手前に洗面が並んでいて、

それぞれのところにドライヤー、クレンジングなど。

  

 

ここでずっとしゃべくっていたおばちゃんがいました。冷水と常温のお水があります。

  

 

奥にロッカーが6+9の15カ所。

  
 
おむつ交換台もありました。

 

成分表もしっかり。ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉。源泉は45.7度。

  

 

地下約700メートルから湧き出る良質のホテルには珍しい天然温泉、しかも源泉掛け流し。

このサイズのお風呂だと殺菌処理は仕方ないですよね。

  

 

こちらに詳しく書いてあります。

 

浴室に入るとこんな感じ。これは朝に撮りました。

 

丸いオブジェの向かって左側に長方形の湯船。窓ガラスの向こうが露天になります。

  
 
丸いオブジェの右側にはシャワーブースが3か所。

 

入り口の右手にシャンプーバー。そしてその左右にシャワーブースが並んでいます。

  
 
各ブースがしっかり区切られていて、シャンプーコンディショナーボディソープと
フェイスソープもきちんと置いてありました。

 

大浴場は長方形の湯船の他に六角形のお風呂があります。

 

6角形の湯船の隣の窓ガラスから露天に出られます。 

こちらは露天風呂。おひとり様用ですね。しっかり囲いがあるので夜も朝も変わらないなぁ。

  

 

 

お部屋のテレビで混雑状況が見られるのもありがたいですね。

湯乃山温泉から帰ってきて、夕食を部屋で簡単に食べてから24時少し前と、

朝の6時ちょうどに行きました。同じ気持ちの方が続々と入っていらっしゃいましたね。

 

朝食ビュッフェです。飲み物色々。ピンクのハートの氷は果物の色素だったと思います。

  

 

数種類のパンとバルミューダのトースター。手前にスィーツ。

 

生卵に温泉卵。卵の値段が高かった時期だと思うんですけれども。

 

朝カレーにご飯。ここまではよくあるメニューですが。

 

私のお目当てはこちら。奄美鶏飯。

  
 
ここで食べてから家でも2回ほど作りました。

 

フルーツ類とヨーグルトがうれしい。

 

豚汁とパンプキンスープがありました。

 

朝からすごい。かき揚げにメンチカツ、コロッケにフライドポテト。

ここはスルー。

 

さつま揚げ。叔父さんちではもっと地元の黒っぽいのを食べます。

 

あとはよくあるメニューですね。

  

 

梅なめたけ、あんまり見ないなぁ。

 

緑色のは知覧茶のパンだったと思います。

 

これが鶏飯。鶏肉が細く細く切られていて、暑い夏でもさらさらっと食べられます。

 

ハートの氷は特に味や香りもなし。

  

 

鶏飯おかわりと豚汁。朝からいっぱい食べました。

 

お昼前の飛行機なのであまりのんびりは出来ません。

1階のPCコーナーなど。どこもキレイで明るくて、女性一人でも安心して宿泊できました。

  

 

ここからビジネスという方も多いのでしょうね。栄養ドリンクをチェックアウト時にいただきました。

  
 
次に向かったのは鹿児島中央駅前のイオン。

 

おみやげを買いに来たんですが、面白いお魚がいっぱい。しかも安い!

 
機内誌に出ていました。

 

鹿児島には「鹿児島」という駅と「鹿児島中央」という駅があるのですが、

栄えているのは断然「鹿児島中央」。私が子どもの頃は「西鹿児島」だったと思います。

新幹線も鹿児島駅はスルーで鹿児島中央駅が終点。

 

路面電車がつい珍しくて…音量大きいです。

 

でも一度も乗らなかったなぁ。

 

中央分離帯が路面電車の線路になっているのね。

 

鹿児島中央駅から空港までの高速バスが出ていいます。

む?これは桜島??

 

そういえば一人で飛行機に乗ったのも初めてだったかも。

初母娘旅&初ひとり泊&初ひとり飛行機、な鹿児島旅でした。

残念なこともありましたけれど、それを上回るステキな出来事もたくさんありました。

叔父の家の近くにステキな旅宿酒場ができたのはうれしい✨

気兼ねなく遊びに行かれます。

指宿は今度こそ絶対休暇村か対応の良かった女性がやっているゲストハウスに。

そしてまた大隅半島にわたって門木さんのガイドでバスツアーに参加したい。

市内はかごりん🚲があれば、温泉のハシゴができそうだし、

足がなくて行かれなかった秘湯にも行ってみたい。

鹿児島、まだまだ行きたいところがいっぱいです。