アヤナイから歩いて10分ほどのところにある大汝牟遅神社におさんぽに出かけます。

昨夜はものすごい雷雨だったので、霞がかっていました。

この何でもない生活道路すら幻想的に見えました。

 

ジブリ感のあるトンネル。この先に行ったら豚になっちゃいそうな。

  

 

この階段の先は異世界なのかというような。

 

階段を上り切った先に鳥居が見えます。

 

ここからが大汝牟遅神社の参道になります。

 

参道の隣に、なんともいえない空気感の場所がありました。

 

看板に登らないでくださいと書いてあるのですが、確かに登りやすそうです。

 

多分、朝、雨上がりということも相まって神秘的な雰囲気。


しっとりとした空気に湿った土のにおい。

 

こんな森っぽいのにすぐお隣は民家…と言っても都会からは考えられない

家の庭にこんな馬の銅像がある民家です。

 

ここはグーグルマップでは大汝牟遅神社参道の千本楠という名前で表示されています。

 

CMの撮影などにも使われた場所らしいです。

 

そんなに広くなくて、ひと目で全体を見渡せてしまう程度の広さなのですけれど

 

不思議な世界に迷い込んだような気分になる場所でした。

  

 

 

 

なんか神秘的な生き物が住んでいそうな…。

  

 

参道から少しだけ小高いところにあります。

 

先程の馬のお尻のお家は流鏑馬を奉納していた家だそうです。塀の上に銅像が見えます。

  

 

ここが大汝牟遅神社。

 

読めない…おおなむちじんじゃだそうです。

 

  
 
女性が手を当てるとよいらしい銀杏。娘と二人のお散歩でしたので、2人で手を当ててきました。
  

 

雨上がりでところどころに大きな水たまり。

 

ちょうど御祈祷をされていました。うさぎ…因幡の白兎でしょうか。かわいい。

  

 

 

  

 

海の近く…歩いて行かれるほどではないのですけれど…だからか貝や砂も祀ってあります。

  

 

こちらは子授けの石らしいです。

  

 

母と叔父が合流して、子どもの頃はここのお祭りが楽しみで仕方なかったと言っていました。

 

離れがたかったのはこちらの千本楠の方。

 

ここにはまた来たいなぁと思いました。

 

アヤナイに戻ってきました。あの広いテラスが私の部屋の前にあったテラスですね。

 

娘たちの部屋のテーブルの下はこんなふうになっていました。

 

ちょうどランチをやっている日だったので、チェックアウトしてランチをいただきました。

 

久米島出身のオーナーさんで、このソーキそばのおいしいことと言ったら!!

 

私にとって海と言ったらここ!の吹上浜。

いつも真夏に来ていたので、こんなにどんよりしたお天気のことはなかったのですが、

この砂の道を歩いて海が見える瞬間が今でもとっても好きです。

 

娘の旦那さんにはもっと晴れた日にこの海を見てもらいたかったなぁ。

 

こんな浜で毎年泳いでいた私は(注:今は遊泳禁止場所)

江の島や鎌倉では泳ぐ気がしませぬ。

 

ううむ、人がいないことだけはわかるけれど、海のきれいさは伝わりませんねぇ。

 

吹上浜は日本三大砂丘のひとつですが、幼いころはそんなことは知らず

  

 

海とはこのように砂浜が続いているところだと思っておりました。

 

私の故郷ではないのですけれど、一番郷愁を誘う場所かもしれません。

 

帰りはいつもこのように振り返り振り返り

  

 

砂浜と海との別れを惜しみながら帰っています。

  

 

そうそう、海には絶対的にこの防砂林もつきものだと思っていました。

松林のにおい=海でしたねぇ。

 

娘夫婦に駅まで送ってもらって私と母は指宿に向かいます。

 

電車からこの景色。スマホなんて見ていられませんよねぇ。