トラ吉ちゃんに後ろ髪をひかれながら、次なる貸別荘に向かいました。
実はここが第1希望だったところ。
ヨクサルの小屋です。
子どもたちが小さいころからスキー場に行くためによくとおっていた道沿いの
別荘地に建っています。
こちらへの移動時間を見計らい、山村テラスの岩下さんが先に到着して
薪ストーブに火をくべておいてくださいます。
トラ吉ちゃんの話などしつつも、こちらの小屋についても簡単にレクチャー。
外に出るときは南京錠をかけて出ます。
玄関に入るとすぐ右手にリビングが覗き込めるのぞき窓があります。
左手は窓なので明るい。
ドアの内側の取っ手が三日月。
玄関の正面にも小さな窓とカウンター。
有料のハーブティや宿泊者の自由記述ノートなども置いてあります。
棚の下には掃除機や灯油缶、バブーシュも常備されています。
上の棚も開けてみると
救急セットや懐中電灯、予備のキッチンペーパーなどもありました。
長期滞在も安心安心。
キッチンカウンターの端っこが丸太の輪切りなのもよい感じ。
ここはひとり分のカウンタースペースなのですが、
ここから見える景色を見ながら飲むお茶はサイコーでした。
こんな感じで、人工物の何もない外を眺めつつあったかいお茶を飲んで過ごせるのですよ。
カウンター下の棚には、器類やお鍋、ボウルなど。
シンクの下にはごみ箱とアラジンのトースターがありました。
その隣には小さな冷蔵庫。
何日も宿泊するとなるとこの冷蔵庫では小さいのですが、今回は冬なので問題無し。
むしろ夏の宿泊にはちょっと工夫が必要かもしれません。籠りたいしね。
トースターの下の引き出し木箱の中には必要なものがたくさん入っています。
この辺りのものは用意して行かなくてもいいのがまた有難いのですよ。
シンクはこのクラシカルなKOHLER社のもの。
うちのシンクも陶器なので、このシンクラックが欲しくなりました。
調理器具やお箸もすっきりと窓際に並んでいます。
コの字型のキッチンの短い一辺にふたくちコンロ。
隣の陶器の入れ物にはお塩と砂糖が入っています。
アラジンのランプのようなケトルとコーヒーカップ。
さっと手の届くところにこういうものがあると、コーヒーやお茶を飲む回数が増えます。
揃いの器ではないのに、雰囲気が合っているから統一感があるのよね。
フライパンと炊飯土鍋。炊飯器はありませんよ。
こめ油とその隣はたしか料理酒。
その上部の棚にもさっと取り出せるコーヒーミルとドリッパーなど。
調理台、シンク、水切り籠と一直線に並び使いやすかったですよ。
お手拭きタオルもいい場所にスタンバイ。
こういうキッチンならお料理するのも気分があがるってもんです。
キッチンの反対側はリビングスペースになっています。
この黒いソファの上の窓枠が玄関からのぞき込めたガラスの入っていないのぞき窓です。
黒いソファの隣にはゆったりとした大きなベンチが設えてあります。
ここ、元は普通の和室だったって言っていたと思いますが…。
そんな片鱗もありませんよ。
なんて絵になる空間なのかしら。
このカフェテーブルもステキ。よく考えられているなぁ。
雑誌類とオーディオ。ムーミンのお料理絵本なんかもありました。
ヨクサルの小屋ですからね。ヨクサルとはスナフキンのお父さまのお名前です。
ここをヨクサルの小屋と名付けたセンスも素晴らしい。
棚や、キッチン下、カウンターにこのような枝を使えるセンスも素晴らしい。
キッチンの子の小窓の脇にはテラスに出られるドアがあるのですが、
その前にこのスイッチがまた!!
ダイニングテーブルは広々。5人分の椅子があります。
昼食は大体息子がパスタを作ってくれましたね。
ハーブティは初めの1杯のみお味見で置いておいてくださいます。
まだまだ1階には水回りもあるし、ベッドルームもあるというのに
こんな素敵なテラスもあるというのに
やたら似たような写真が山のように。そこから説明したいところを探し出すのが大変。
しばらくヨクサルの小屋にお付き合いください。