さて、仙台泉インターの近くに泊まっていました。

目指すところは岩手の鉛温泉です。

鉛温泉スキー場で旦那にスキーをさせてあげようと思ったわけです。

もちろん私が泊まりたい宿が近くにあるんです。

 

 

前沢SA でちょっと休憩。立派な松だなぁ。

伊達忠宗などが鷹狩をしたところということで鷹狩りの松というのだそうですが

芭蕉の句碑などもありましたがそんなことよりこれです。

 

 

この丸印のところ。なんだろう??と拡大してみたら

 

 

カオナシ…ですよねぇ。なんでいるんでしょうか。

わからないのですけれど、ちょっとびっくりしたので載せてみました。

 

インターを降りてからすぐの道は写真が撮れないくらい恐ろしかったです。

どうやら田んぼか畑の中の一本道だったらしく

白一面の中、ここ入っていいの?ここ道なの?という感じで突き進みました。

高速降りたらすぐに一般道だと思ったのに、びっくり。

 

そんなこんなでたどり着いた鉛温泉スキー場は地元のちびっ子たちで一杯でした。

スキー場からこの日のお宿、藤三旅館まではすぐ近く。

ですが、とにかく視界は白いのでよくわかりません。

そしてナビは

 

 

この右側の真っ白な道の方へ進めと言います。

 

 

ここを下りろと??たしかきちんとした看板があると思うんだけれども。

 

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左側の怖くなさそうな道の方に、こういう看板がちゃんとありました。

この写真は翌日旦那がスキー帰りに撮ったものです。

歩いてスキー場に行かれるっていいわよね。

ここから右に下っていくのですけれど、道には温泉が流れていて

いつも雪はしっかり解けて流されていました。

 

藤三旅館の予約はいつもの一休。

 

一休.com

 

予約時よりキャンセル料が発生するようですので、予約の際には気を付けて。

 

 

ロビーはこんな感じ。到着日は風も強く旦那が早くスキーを切り上げたので、

チェックインの1時間くらい前からここにいました。

あったかいし他にもちらほらここで過ごしている人もおり、ありがたかったです。

 

 

川に面した大きな窓。こんないいお天気が

 

 

ちょっと本を読んでいる間にこんなふうになってしまったり

 

 

かと思うとまたこんなふうに青空が見えたりと、全く飽きずに外を見ていられました。

 

 

つららを見たり、木の上の雪いつ落ちるかなーと思っていたり。

 

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こんなふうに足元までガラスがあるので

 

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横にも縦にもワイドな景色を堪能できましたよ。

 

 

売店があります。売店の隣が旅館の入り口。

 

 

全然知らないんですけれど映画のロケ地だったんですよね。

 

 

この湯守さん、藤三旅館の若旦那さんのようです。

とても気持ちのよい対応をしてくださいましたよ。

 

 

日帰り温泉客もたくさんいらっしゃるので入り口の正面にはまず

お風呂の場所がわかるようになっています。

隣の赤青黄色の紙はどの湯がどの時間に男湯になるのか女湯になるのかを示した表です。

 

 

廊下にはこの宿のポリシーのようなことが書かれていました。

 

 

廊下はこんな感じの古いままの廊下です。

この廊下をがんばってお仕事しているモノが。

 

 

 

健気でかわゆいのですよ。

音は大きいけどね。

この旅館はとにかく広いのでこういう助っ人もいないときれいさを保てませんよね。

 

 

シンプルな構造をしているのですけれど、そこそこの距離はあるんです。

 

 

そもそも藤三旅館には旅館部、湯治部、そして十三月と3つの宿泊場所があります。

 

 

2階、3階には一度も行かなかったです。

 

 

曲がり角にはわかりやすく表示があります。

 

 

こちらは赤じゅうたんじゃない廊下ですね。

右側に見えている窓が第2のラウンジのような小さな待ち合わせ場所です。

 

館内図上では桂の湯、白猿の湯でおしまいのように見えますが

 

 

その先にもこんなふうに廊下が続いていて、

 

 

何となく曲がったりしているうちに突然別世界となり、その先に十三月の入り口が現れます。

 

 

この辺りにリネン類をまとめたりしているお部屋があるので、割と開いている時間も多かったです。

 

 

湯治部へ向かうあたりにもうひとつ小さなラウンジのようなところがあり

マッサージチェアやベンチがありました。

 

 

昼間には日帰り入浴の方々がここで待ち合わせをしていたり、

女湯(男湯)になる時間を待っている人がいつも何人かいました。

 

 

このベンチの前には立派な神棚。

 

 

その脇には自販機がありました。

そしてこのスペースの突き当り右手にも扉があって

 

 

そこからが湯治部の入り口になっています。

これは湯治部側から撮った写真。右手に白猿の湯の入り口があります。

 

 

まるで昔の学校のような廊下。

 

 

ノスタルジックですよね。奥の暗いところまで進んでみました。

 

 

ここからが湯治部のようです。

 

 

お部屋の入り口はこんな感じ。

何となくこれ以上は足を踏み入れるのが憚られましたのでここまでで引き返しました。