今年も夜がらす忌の時期となりました。

夜がらす忌は、作家川崎彰彦を偲ぶ集いのことです。川崎さんの作品集「夜がらすの忌」からとりました。

4月13日(土) 郡山城でお花見はします。お墓参りは行きますが初めての方以外は各自でということになりそうです。


今決まっているのはそれだけです!後は追ってお知らせしますね。



売れない主婦作家生活


こちらは「黄色い潜水艦57号」です。

何と言っても、目玉は川崎彰彦の未公開? 作「函館幻燈記」の掲載です。

川崎さんが最も苦しかった時代に札幌のタウン誌「北の話」に連載した小説を再録しました。


早稲田のころの回想、酒と恋と文学仲間とー。楽しい小説です。


二十年目の落とし文          天見三郎

染まる                  天野律子

イタリア珍道中             島田勢津子

千国街道にて              三輪正道

蜆と無花果ー水の風景・淀川     宇多滋樹

函館幻燈記               川崎彰彦

不用意な少年伝(25)         広岡 一


なお、前号の天見三郎「パチンコ」は季刊文科に転載、天野律子は第6回神戸エルマール文学賞の佳作賞に入選しました。私は気軽な旅のエッセイを書こうとして、結局小説になりました。