売れない主婦作家生活


川崎さんを偲ぶ会は、ぶじに、和やかな空気のなかで終わりました。

写真は、古書喫茶ちちろの店主の宇多滋樹さん。

最近の読者さんも、急なお誘いにも関わらず来てくださった方も

主宰してくれた文学学校、葉山郁生さんにも感謝します。



それぞれが川崎さんからもらったものを大事にして


川崎彰彦への熱い思いを胸にして


言葉にはとてもできない


まじめに話せば泣いてしまうから ジョークをかき混ぜて


皆で飲んで、二次会でも歌も出て、十年ぶりの文校


在校当時からはなんと30年のときが流れているのに


夢の戦場は


変わらずそこにあった


楽しいときが過ぎて しんとした家に帰ると 物凄い寂しさがおそってきた


ああこれが、あなたがいなくなってしまったということ


その空洞の大きさが いまひしひしと胸に迫る


最後の文士


そんな生き方が辛くなかったはずがない


人に美しいといわれるような生き方が 


それを貫いたあなたを 私はずっと敬愛していきます


ほんの少しの夢のかけら それだけを握りしめて