尊敬する方がこう言ってました。
「考えて、悩む
また考えて、また悩む
悩みは考えている時にしか存在しない」
動物類である人間は一日中考えている生き物です。
寝ていても夢という形で考え続けます。
ただ、自分が考えていると気づく人はなかなかいないでしょう。
皆さん、こういう経験がありますよね。
嫌いな人を考えて止まらない。
悩むことを悩んで止まらない。
考えたくないのに、嫌なのに、止まらない。
本当は考えているという行動に気づけば、すぐ止まります。
考えている内容ではなく、考えているという行動に気づくのです。
自然に気づくその瞬間は悩みも嫌みもありません。
しかし、その瞬間が終わったら、また考えたり、悩んだりしてしまいます。
それが普通です。
ただ、気づけば気づくほど、考えも悩みもだんだん短くなります。
それは気づく瞬間に切られるからです。
というわけで、辛さも以前よりも和らぐように感じます。
気づけば、気づくほど、だんだん大事なことが分かってきます。
考えは自分が「考えれ」と命令して考えるものではないこと。
考えは自分が「考えないで」と命令しても考えなくなるわけではないこと。
実は心は考える役があるので、生きているうちにどうしても考えてしまいます。
心は考える自然があるから、考えようとしないことは無駄な努力です。
悩みから逃げようと思って、他のことをすることも、悩みが永遠に消えるでもありません。
じゃ、どうしたら、考えないの?
どうしたら、悩みを永遠に消せるの?
人間である限り、それはできません。
ただ、考えても、悩んでも、辛くならない方法があります。
今考えているや今悩んでいると分かれば、
その一瞬辛くありません。
気づくことが早ければ、早いほど、今までの長い糸みたいに考え続けることがどんどん小さく切られます。
切られている瞬間に、呼吸ができる瞬間が出てきます。
なので、悩みはなが~く感じてたのはだんだん短くなっていくように感じるようになるのです。
自分の考えている行動に気づけば、気づけるほど世界が変わります。
最初は一日中、考えている行動に気づくことが1回か2回しかできないのは普通です。
毎日考えている行動に気づくことを忘れていないのならば、だんだん早くなります。
一日何回気づくかとか目標なんかはしないでくださいね。
自然に、今考えていると分かるのがポイントです。
何回分かるのかはその日によります。
どんなに上手に気づいても、時々、一日中全然気づいていない日もあります。
要は考えはコントロールができるものではないと
自分が自分を観察して、心から明らかに分かってくるのが目的です。
分かってきたら、「考え」と「自分」は違うものが見えてきます。
そして、嫌な考えも勝手に来て、勝手に消える。
好きな考えも勝手に来て、勝手に消える。
嫌な考えが消えて欲しいと思っても、消えない。
好きな考えが残って欲しいと思っても、残ってくれない。
自分が欲しいようにはならないから、自分の欲しいようにしようとするのは無駄な行動だけです。
今は嫌な考えがあったら、嫌な考えが訪ねていると認めればいい。
今は好きな考えがあったら、好きな考えが訪ねていると認めらばいい。
時間になったら、その訪ねているお客さん(考え)が去っていくのです。
それで、また違うお客さんが訪ねたりしてきます。
我々ができることはお客さんが訪ねていると分かるしかできない。
でも、分かる(気づく)だけで、
嫌な考えも好きな考えも訪ねてくることはとても普通で、自然なことだと分かってきます。
心から認められるようになります。
人間は不幸になるのは、現実を認められないからです。
だから、こんなにとても身近なことを(考えていることを気づくこと)
こんな普通で自然な現実を自分が分かってきたら、
どれだけ不幸が飛んで行くのでしょう。
自分の考えの働き方が見えてきたら、
その現実を自然に認めていくのです。
そうすると、現実と一緒に平和に暮らすことができるようになります。
