(白昼夢の断片、)-110130_002345.jpg




要は、イメージの。問題。

一度溢れた思考は止まることを知らず、


クラシカル、サァカス、トランプ、そして微量の甘い毒。を散りばめる、

文学畑の不器用な人間も、時にはartの真似事をしたくなるのです。



“雪が降る前に君に会いたい”

目蓋を閉じられないまま、冬が来て。
やがて春に変わる、君が消える、

儚いのは君で、切ないのは僕で。
くるしい、も、かなしい、も、
一人だけで良いのだと。願う、



巡り廻って、冬。
何かを失うのはいつもこの季節
けれど、冬を、嫌いになれない。

寒いのは、苦手。
ひとの温もりも、苦手。

静かな白は、すき、
明るい闇も、すき。




置いてきぼりにされた、気分。
けれど手を離したの、は、君じゃなかったのかも。知れない、

(降る白は、雪じゃなくて星。)
(黒のコートを着ていると、夜に溶けて車に轢かれかけた。)