鈴木るりかさんの「さよなら田中さん」シリーズ第4弾

ますます「すごい!」ですびっくり

 

星に願いを

 

 

 

内容は書籍の案内よりお借りしました

花実母娘のルーツとなる祖母の壮絶な人生譚

花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。そして、ほんのり初恋の気配も。そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中3となる。事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。
そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。そして、その女性からタツヨの日記を渡される。そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。それを読んだ花実は・・・・・・。
前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です。

 

251ページの105ページ以降は、花実ちゃんのおばあちゃんタツヨの壮絶な一生のお話。まさに壮絶!

 

まだまだ気になることがいっぱいあります。きっと続編があると思います。待ってます!

 

これを書いたとき著者るりかさんは高校3年生の受験生。受験勉強と並行してこれを書かれたとのこと。

そして見事、志望大学にも合格されたようです。

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