平凡な夫婦の日常を綴っています。
まだ過去を振り返って書いているところです。


新築のマンションに引っ越し、そこでの生活にもなれて来た頃でした。

午前の仕事を終え、昼休憩からちょうど会社に戻った時、私の耳に異変が起きました。
今までに経験のないザーザーとした耳鳴りと、常に耳の中に風圧を感じるような感覚でした。

それでもすぐに治まるだろうと仕事を続けていましたが、そのうち軽いめまいを感じるようになりました。
私の体調に気が付いた職場の先輩が、近くの病院に連れて行ってくれました。

わけもわからず内科を受診したのですが、私の口から症状を聞いた医師はすぐに耳鼻科に行くよう指示しました。
しかしその時点で既に夕方でしたので、私は翌日耳鼻科に行くことにし、一旦会社に戻ってから帰宅しました。
会社から出る時、先輩社員の男性が「もしかして突発性難聴かもな。そのまま入院になるかもしれないよ」と言ってました。

めまいも酷いものではなかったので、私もゴンさんもまだその時点では呑気にしてました。

翌日、会社の近くの耳鼻科を受診し検査を受けました。
自宅の近くより会社に近い方が通院しやすいと思ったからです。
検査の結果、紹介状を書くから明日にでも大きな病院で診てもらって下さいと言われました。

もしかしたら入院になるかもしれない…

そうだ、パジャマを買わなくちゃびっくり

人生初の入院かもしれないのに、意外に冷静な私。

帰宅後、簡単なお泊りセットを鞄につめておきました。

翌日紹介状を持って大きな病院へ。
やはりそのまま入院となりました。
病名は突発性難聴。
そして緊張からか、熱も少し高くなりました。
この病院での治療は基本的には点滴のみです。
午前中ずーっと点滴。
翌日パンツを履き替えようとベッドでパンツを脱ぐと、

あれ?肌にパンツの形が赤く、くっきりびっくり
薬の影響でパンツの中が蕁麻疹でしたガーン

ゴンさんは仕事帰り毎日来てくれましたラブラブ
面会時間がほとんど残っていなかったけど、毎日顔を見るだけで安心出来ました。

入院は一週間。
私の右耳は完治しませんでしたショボーン

突発性難聴は原因がはっきりしていない病気ですが、ストレスが原因のひとつとも言われています。
ストレスとは無縁と思っていた私ですが、心と身体のバランスが気づかぬうちに崩れていたのかもしれませんね。