平凡な夫婦の日常を書き綴っています。
まだ過去を振り返って書いているところです。
結婚した時点で私もゴンさんも38歳。
子供を授かることが出来るか、その時の私達にはギリギリの年齢でした。
それでも最初のうちは、自然に授かるような気がしていたし、そのうち父と母になれるだろうと安易に考えていました。
でもやはりいつまでたっても妊娠の兆候はありません。
もう40歳が目の前です。
それでも私は自然に授かることを望みました。
不妊治療という選択もあったと思います。
でも私は子供が授からなければ、それは2人の運命だと考えました。
子供のいない夫婦として生活してしていこうと。
ゴンさんも同じ考えでした。
結果的に私達には子供はいません。
不妊治療をしなかったことを後悔していないか、
今でも自問自答しています。
ゴンさんは長男で、妹もいますが、妹夫婦にも子供がいません。
なので義父母が孫を抱くことは出来ませんでした。
ゴンさんが父になれなかったこと、義父母に孫を抱かせてあげられなかったこと、
考えると胸が苦しくなります。
でもこれが運命だと受け入れたい。
今はまだ出来ませんが、もっと2人が歳をとってお互いに何でも話せる時が来たら、子供についても聞いてみたいと思います。
ゴンさんの本当の気持ちはどうだったのか…と。
40歳を境に自然に子供をのぞむことをやめた私達でした。