過去を振り返って書いています。


結婚の意思を確認しあった私達は、前進あるのみでした。
まずは私の実家に挨拶に行くことになりました。
実家の母に「結婚するよ」と電話を入れると、とても喜んでくれました。
両親にとって私の結婚はほぼあきらめていたことだったのかもしれません。

そしてゴンさんの出身大学や職業、家族構成、離婚歴などを手紙に書き、実家の父宛に送りました。

週末、新幹線で4時間かけ私の実家に行きました。
駅から家までタクシーで15分くらいかかるのですが、タクシーに乗った瞬間ゴンさんの表情が変わりました。
緊張を解こうと話しかけたのですが、「悪いけど静かにして」と言われました。
ふたりとも緊張MAXでした滝汗

実家の玄関を開けると母が出迎えてくれましたが、その時ゴンさんはひときわ大きな声で挨拶をしてくれました。
それは、母にとってものすごく好印象だったようですおねがい

それから座敷に移動し、ゴンさんは「結婚させて下さい」と父と母に頭を下げてくれました。
私は嬉しくてゴンさんの隣で泣いてしまいました。
ゴンさんは絶対父に気に入ってもらえるだろうと確信していたので、不安はありませんでしたが、やはり親の承諾は絶対です。
もちろん父も母も喜んで結婚を認めてくれました。

それから4人で遅くまでお酒を飲みながら楽しく語らいました。
父とゴンさんは仕事が同業なこともあり、話題が尽きません。
お酒好きの父は、嬉しくてどんどんゴンさんにお酒を注いでいたので、お酒に弱いゴンさんはその夜リバースしてましたゲロー

7年前に父は他界しましたが、あの日の父の笑顔は一生忘れないでしょう。
そして、男らしかったよ、ゴンさんハート