図書館で上・中・下巻を借りたおっさんです。

 

いつものように通勤電車のお供に読み始めたが、結末が気になってしまい、自宅にて深夜までかけて下巻を読了した。とても読みごたえがあった。

 

主人公は都市銀行の頭取。ライバル銀行を出し抜き、自身と自組織が更なる高みを目指すためには、たとえ親族であっても冷酷な仕打ちを厭わないという、権謀術数のオンパレード。

 

人間の果てしない欲求が渦巻き、暗い気持ちになった。

 

お金は稼げないおっさんだけど、のんびり生きていこうと改めて思った。