日曜日のお出かけ記録、続き―――。
鹿島神宮を出るころには、雨はやんでいました。
車に乗り込み、古くから利根川水運の中継地として栄えた水郷・佐原を目指します。
昼食は、古めかしい佇まいが素敵なお蕎麦屋さんでいただきました。
明治の半ばに建てられたというこちらの建物は、江戸時代の町屋の建築形式が再現されたもの。
県の有形文化財に指定されているのだそうです。
ガラガラ、という硝子戸を引く音も、心うれしくさせてくれます。
なんともいえず懐かしいような、落ち着く空間です。
江戸時代から伝わるという黒切りそば。
昆布が練り込まれた麺は艶やかで、独特の歯ごたえです。
蕎麦湯まで、美味しくいただきました。
お蕎麦屋さんを出たわたしたちは、少し街を歩いてみることにしました。
石畳の道、張り巡らされた水路、立ち並ぶ柳の木。
土蔵造りの商家や千鳥格子の町屋が軒を連ねていて、まるで時が止まっているようです。
こちらの橋は「忠敬橋」。
佐原は、伊能忠敬の故郷なのですね。
今日はあいにく、雨のために水が濁っていましたが…
今度はゆっくり、川下りを楽しみに訪れたいものです。
重く垂れこめていた雲は次第に流れ、少しずつ青空も見え始めました。
さあ、本来の目的地である、コスモスまつりへまいりましょう。
川のそばに広がる広大なコスモス畑。
太陽の光を受けて、ピンクの花々が生き生きと揺れています。
可憐な淡色のコスモスも素敵ですが、濃色のコスモスが好きです。
葉のグリーンに映えて、とても綺麗。
こちらは、青い空と白い雲に映えるピンク。
思うさま葉を茂らせ、いっぱいの花を咲かせた姿は、生命力にあふれています。
コスモス畑の向こうをゆっくり通ってゆく電車。
のどかな景色です。
摘み取りコーナーでは、好きなだけコスモスを採ってよいということでしたので、何本かいただいて帰ることにしました。
きれいな景色を見て、お土産までいただけて…
とってもうれしいコスモスまつりでした。
帰路。
後部座席から、ほんのりお花の匂いが漂ってきます。
立ち寄った道の駅のそばの河川には…
美しい羽を、ほんのり夕日に染めた白鳥が。
ぷかりと浮かんで、なんとも優雅です。
頭上を見れば、空を舞うパラグライダー。
車で水上バイクを引いて帰っていく人もいます。
みんなの、思い思いの休日。
なんだかとっても幸せな気持ちで、車に乗り込みました。









