ツチくんが出張に出かけていきました。
なつかしい、砂漠の国です。
無事に仕事を終え、元気に帰ってきてほしいものです。
あちらは、現在ラマダン中。
お店もほとんど閉まっているので…今回の滞在では、お買い物を楽しむというわけにはいかないようです。
以前、あちらでは、とても美しいものたちを手に入れることができました。
とびきりのお気に入りたち。
いくつかを、記しておきたいと思います。
香水。
その香りはもとより、ボトルの美しさには心から惚れ惚れします。
ひとつ、ひとつが美術品のようなクオリティで…わたしの宝物たちです。
こちらはピアス。
アラビア語で、わたしの名前を模ってもらった、オーダーメイドの品です。
「ゴールドスーク」という、ゴールドのお店が立ち並ぶエリアで作ってもらいました。
手持ちのピアスの中でも一番のお気に入りです。
こちらは「アバヤ」。
アラブの女性たちが纏っている、黒い民族衣装です。
実は、あちらの女性たちは、細部に凝ったデザインのものを着ていて、とてもお洒落なのですね。
このアバヤは特に変わったデザインで、袖がうんと長くあつらえられています。
さらりとした上質な「黒」に、赤のビジューが映える、たいへんな美麗品です。
こちらはツチくん渾身の逸品。
ペルシャ絨毯です。
いいものに出会うために、ペルシャ絨毯についてきちんと勉強した彼。
お店での交渉もがんばって、手に入れることができたのがこちらです。
驚くほどなめらかな手触り。
光によって様々なきらめきを見せる色彩。
「本物」はこれほどまでに美しいのかと、ため息がでるほどの名品です。
それから、美しい本たち。
料理本には、どんなレシピが書いてあるのか、まったく解らないけれど…
美しいアラビア語の羅列と、美味しそうな料理の写真を眺めているだけで、とてもうれしくなります。
また、愛しくてたまらないのは、アラビア語のカリグラフィの本です。
「文字」でありながら、「美術」でもある。
アラブ特有の紋様と合わされば、独特の世界観を持つ美しさに、すっかり魅了されてしまいます。
たくさんの「美」にあふれていた、砂漠の国。
見るものすべてが興味深く、とても新鮮でした。
そして、今―――
異文化の「美」は、日常の中に。
それはとても、心を豊かにしてくれるものたちです。






