ツチくんと、一泊の京都旅行へ行ってきました。
京都は、わたしたちが大学時代を過ごした街です。
早起きして新幹線に乗り、思い出の地へ降り立ちました。
今日は記念日。
身に余るほどの幸せに感謝し、思い出を愛で、また新たな日々へ歩き出せたらと思っています。
大好きな鴨川の河川敷を、のんびり歩いて北へ、北へ。
雲っていた空は次第に晴れ、あたたかい日差しが背中を押してくれます。
世界遺産・上賀茂神社。
賀茂別雷大神さまは、わたしたちの守り神です。
あの日のように二人並んで柏手を打ち、これまでの幸福に感謝し、これからも変わらぬご加護をいただけるようお祈りしました。
お守りもいただきました。
上賀茂さんのシンボル・二葉葵の紋様が爽やかな、美しい神符です。
建国記念日の今日は、「紀元祭」が行われていました。
皇室の弥栄・国家安泰と国民の平安を祈願する祭典なのだそうです。
写真は、蹴鞠の奉納の様子。
色とりどりの直垂を颯爽とひらめかせて鞠を蹴上げる姿に、古都のみやびを見るわたしたちでした。
参拝のあとは、甘味でひと息。
上賀茂神社といえば「焼餅」が定番です。
こちらは、できたてのお餅がいつも午前中で売り切れてしまう「神馬堂」さん。
今日は早めにおじゃましたので、丁寧な手作りの味を堪能することができました。
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時刻はお昼すぎ。
鴨川の河川敷を、今度は南へ、南へ…
あちらこちらで、鴨がぷかりと浮かんでいます。
川音と鳥の声、そして思い思いに休日を楽しむ人々…
鴨川に流れる、このゆるやかで優しい時間が大好きです。
しばらく散策を楽しみ、たどり着いたのは「花梓侘」というお店です。
住宅街の中にある、隠れ家風のお店。
雰囲気のいい和食器のギャラリー風でありながら、絶品かつ美しいお料理をいただける、大好きなお店です。
はんなりとした京ことばで、席へ通されます。
せっかくの京都ですから、美しい器で、季節の京料理をいただきましょう。
汲み上げ湯葉と栃餅の白みそ仕立て。
口にふくんだ瞬間、味噌の芳醇な香りとやさしい味わいに目を瞠りました。
とろとろの湯葉と、もちもちの栃餅の食感も楽しい、身も心もあたたまる先付でした。
上賀茂の冬野菜を、ほうじ茶ちりめんソースで。
九条ねぎの甘さに驚き、噛むたびに水分がにじみ出てくる人参のみずみずしさに驚き…
お野菜の魅力にあふれた一皿でした。
こちらは「お豆と根菜の炊いたん」。
上品なお出汁の味わいと、鮮やかな彩りが素晴らしい小鉢でした。
前菜のもう一品、「鴨ロース、菜の花のお浸し」も、ピンクと鮮やかな緑のコントラストが美しいお料理でした。
「かぶら蒸し、べっ甲餡で」。
お椀をあけた瞬間、柚子の香りがふわり…
箸を入れれば、ゆり根、ぎんなん、焼き穴子…
次々に出てくる美味たちに、驚いたり喜んだり。
とろとろの餡にからめていただけば、じんわりと幸せが広がります。
花梓侘といえばこちら、「つまみ寿司」。
まるで和菓子のように美しい、色とりどりの手まり寿司です。
赤いものは「近江こんにゃくと梅くらげ」、それから「千枚漬け」、「生湯葉と生麩」、「鯛の昆布締め」、「焼き穴子」、「しめ鯖」、「スモークサーモン」。
美しくて、おいしくて、大好き。
とりわけ、桜の季節、こちらを折に入れてもらって、鴨川の河川敷でいただくのは最高の贅沢です。
白餡とお茶粉の茶巾絞り。
上品な甘さに、お茶の風味が際立つ、目にも美しい甘味です。
コーヒーのうつわが、また素敵。
お砂糖ケースが、クリーム入れが…どれも美しくて、ため息が出ます。
ゆったりとした、愛しい時間。
わたしの人生に、この街があってよかった。
午後からは、京都の歴史を訪ね、京都の「斬新」を堪能します。
それはまた、明日の記事で…












