日帰り温泉に行ってきました。
目の前には海が広がり、露天風呂からはこちらの眺めが一望できます。
たっぷりのお湯につかれば、悦楽至極。
ほかほかと火照る顔を、冷たい海風が心地よくなでてゆきます。
もう今年も終わり。
一年の疲れが、お湯にするりとほどけていくようです。
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お風呂上がり…
ツチくんは、予約しておいたマッサージへ。
わたしはマッサージが苦手なので、お散歩をして待っていることにしました。
ここは、わたしが中学・高校時代をすごした街。
90分の懐古ウォーキングのはじまりです。
夕日に染まる、海辺の遊歩道を出発。
シャッターを下ろした商店、錆びついた看板、色あせた看板、剝げ落ちた道路標識…
冬枯れの木々が、いっそう街の印象を寂しくさせています。
友人たちと、笑い転げて歩いた道。
単語帳を広げて、バスを待った停留所。
きらきら輝く思い出の背景たちは、今はくすんで、冬枯れの色彩の中に埋没しているようでした。
門の前まで行ってみました。
懐かしい、中高一貫教育の府。
門扉から中をのぞみ、懐かしいバスケットボール部のドリブル音が聞こえてきはしないかと耳をそばだててみましたが、生徒のいない学校は、しんと静まり返るばかりでした。
それでも、なんとなく満足して、母校をあとにしました。
いろいろなものは変わっても、大切な思い出は変わりません。
きっとわたしも、いろいろなことが変わったんだろうなと思います。
でもきっと、根っこはここ。
また機会があれば、ふらりと歩いてきたいものです。


