じりじりと照りつける真夏の太陽、
ジイジイと鳴り響くセミの声、
そして、にぎやかなお囃子と、威勢のいい掛け声。
夏祭りに行ってきました。
お気に入りの、山本寛斎の反物で仕立てた浴衣です。
帯は、ちょっと粋な縞模様に少しの赤を効かせて。
…と、浴衣を用意してはみたものの―――
今日は35度を超える猛暑日の予報です。
久しぶりに袖を通してあげたかったのですが、猛暑日を切り抜ける自信がなかったので、浴衣姿で出かけることは断念しました。
来年は、着てお出かけできるでしょうか。
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メインストリートにはずらりと屋台が並び、たくさんの人々で賑わっていました。
行き交うはっぴ姿の人々、子供たちのはしゃぐ声、太鼓の音、ソースの焦げるいい匂い、
何もかもがお祭り気分を盛り上げます。
ストリートではよさこいソーランや盆踊り、派手に飾られた山車などが通り過ぎてゆきます。
それを眺めながら、わたしたちは屋台で買い食い。
焼き鳥にフランクフルト、からあげに冷やしきゅうり…
冷たいビールで流し込み、いよいよわたしたちのお祭りも輿にのっていきます。
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ざっと夕立が降り、雲が晴れると、ずいぶん涼しくなりました。
夕闇が訪れると、メインストリートには提灯をたくさんつけた山車が繰り出し始めました。
山車の上では、さまざまなお面をつけた人々が踊っています。
太鼓と笛のお囃子に合わせて、ひょっとこはひょうきんに、おかめはたおやかに…
白い狐は妖しく、そして精悍に。
宵闇の提灯に照らされたお面たちの競演はとても見事で、思わず見入ってしまいました。
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祭りの後―――
直射日光を浴びすぎ、人いきれに酔い、お酒に酔い、食べすぎのわたしたち。
楽しい気分のまま、バタンキューでした。


