東北の旅⑤ 「末永い平穏を」 | ドーリス未満

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気持ちよく眠っているあいだに…

松島に到着していました。


運転手さま、ありがとうございます。


うーん、とふたりで背伸び。

松島の青空のもとへ繰り出しました。




海と空のブルーのコントラスト、絶景です。

力強い松の木が、キリリと景色を引き締めているようです。


松島湾クルーズの予約をしたわたしたちは、時間までそばのお寺を拝観することにしました。





瑞巌寺。

伊達正宗が再建した、伊達家の菩提寺です。




参道には、いくつもの古い石造りの仏像や、岩山をくり抜いた洞窟がありました。

陰に目を凝らすと、洞窟の岩壁にも、いくつもの仏像が彫りぬいてあります。


そこだけ空気が冷えていて、すこし怖くなりました。

反面、不思議と心が落ち着くような…奇妙な感覚です。



残念ながら、瑞巌寺本堂は改修中とのことで、その建築を見ることはできませんでした。

それでも、仮の本堂に祀られたご本尊に手を合わせ、伊達正宗公の位牌にお参りすることができました。




立派なご位牌です。

失礼して、一枚撮らせていただきました。



独眼竜の菩提に手を合わせた後は、いよいよクルージングです。

せっかくですから、デッキで海風を浴びながら、絶景を眺めることにしました。




出港するとすぐに、カモメたちが近寄ってきます。

悠然と青空を羽ばたくさまは、とてもかっこいいですね。




右に左に、小さな島が近づいては後ろへと去っていきます。

大小さまざま、断崖に美しく松が生い茂る島々は、どれも素晴らしい景観です。



漁船や、牡蠣の養殖に携わる人々の姿も見えました。

美しいだけではなく、人々の生活を支える恵みの海でもあるのですね。




クルーズの終盤、こちらの島を通過しました。

東日本大震災で、一部が崩れてしまったそうです。


あの日、この辺りも津波に襲われたのですね。

実際にその被害を目の当たりにして、あらためてあの日の悲劇に胸が痛くなりました。



美しい景色と、悲しみの記憶を胸に刻んで、わたしたちは船を降りました。


時刻は夕刻。

次第に色を変えてゆく海を眺めながら、どうかこの海に末永い平穏をと願わずにはいられませんでした。





素晴らしかった松島を後にして、わたしたちは再び仙台へ向かいました。


いつものようにお土産をたくさん買い込んでいたら、食事の時間が無くなってしまい…

夕食は、新幹線の中でいただくことにしました。




仙台に来たらこれを食べなくては。

牛たん弁当です。


作りたてをいただいたので、ほかほかです。

炭火の香ばしさ、牛タンの歯ごたえが絶品でした。



こうして、最後の最後まで楽しんで、わたしたちの東北旅行は幕を閉じました。


また、すてきな思い出が増えて、嬉しいかぎりです。

楽しい旅に連れて行ってくれたツチくんに、心から感謝です。