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考えてみたら人生初の初日の出

ハラウの年越しパーティーの後、ハワイカイの潮吹き穴付近にて。


ゆっくりと色味を帯びる空気や空を覆った雲に魅了されながら待ち続けた太陽は

何食わぬ顔でたくさんの見学者達の頬を照らす

まぶしくて、美しくて、それでいて優しく気高く。


2009年、ハワイ最初の朝は

虹のおまけつき。

皆、思った

いい一年になるに違いないって。


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マノアには簡単なトレッキングコースがあって

30分くらい心地いい空気を感じながら森を歩くと

滝が現れる。


よく雨が降るマノアらしく

いつも水量も多くて

いい具合の疲れを

景色と達成感が癒してくれる。


でも、実はその滝のさらに上にも

もう一個。


最初の滝に着いた後

コースを外れて山道へ。


苔むした岩を登って

バニアンツリーの根っこをまたよじ登って

とにかく必死に何かにつかまってはまた登り

何が何だか分からなくなったころ


感動に遭遇


ゆっくりマノアを見下ろして

休んでいると現れた太陽

美しい水しぶきにかかる虹


マノアの伝説の女神

カハラオプナが水浴びをした場所

ここなのかもしれない




manoa falls


暇な時、インターネットで妄想旅行。

行き先は、どこへだって。


旅はつまみぐいに似てる

だって、ただ楽しいもの。


ちょっとしか味わえなかったことに未練を残して

もっと もっと。


いや、それとも


急いでほおばれるだけほおばって

全てを知った気になるのかも。

この味なら、もう知ってる と。


何だかんだで

ハワイと私の関係も

もう1年半


できれば日本に帰るころ

ちゃんとごちそうさまを言って

できれば日本に着いた時

ちょっとレシピも持ってたい


せめて、マノアのだけでも。





11月13日 青い空


ワイキキフラカンファレンスでクムのお手伝い

まだハラウに入って2か月の私を

「たくさん経験しなさい」

と呼んでくれたクム


クムのクラスのレッスンを受けに集まったたくさんの人たちの前

まだ慣れないステップ

戸惑いながらハンドモーション

質問にだってうまく答えられない


それでもクムは

「大丈夫、よくやっているわ」

そうやって

微笑んで


レッスンの後、フラシスターが皆ステージに呼ばれ

クムから紹介を受ける

私を紹介した時に耳にした聞きなれない名前は

初めて頂いた

私のハワイアンネーム


少しびっくりして

でも嬉しくて

ジンワリ思った

ゆっくり、しっかりフラを勉強したいって


kalehua

突然身近になったお花の名前は

まだほんの少し

くすぐったい





なごりと虹


キッチンにはハロウィンの名残と夕方のrainbow

深夜には日本からの電話と嬉しいお知らせ


残り2ページのスケジュール

めくってめくってその役割が終わるころ

家族でハワイを満喫するんだ