軽いシャワーが降る中、空に現れた大きな虹を見ながら歩いていたら
突然視界に入った道路を横切る足元の虹。
か細くて頼りない淡い光だけれど
こんなおしゃれな道、たまらない。
小さなころ、登場人物が虹の上を歩いたり、滑って遊ぶアニメを見て
憧れたっけ。
十何年も経って、突然現れた夢を叶えるチャンスは
追っても追っても逃げていく追いかけっこになり敢え無く失敗。
こんな風に、Manoaの虹は結構おちゃめだ。
そう言えば、初めてホストマザーのサリーが今の家に連れてきてくれた時
ちょうどそれは夕方で、大きな虹がでていたんだっけ。
11月の真っ赤な夕日に空は赤く染まっていて、
赤く色づいた雲の隣で、虹も赤味が強い帯になっていた。
それ以来、赤い虹なんて見ていないし
今となっては自分のその記憶すら信じられないけれど
私はあの時確かに、サリーに
「あの虹、すごく赤くてきれいだね。私、この場所にとっても住みたいよ」
って、言ったんだ。
