初めての千秋楽 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

あくまで「私にとっては」ですが、これまでに経験のなかったほどの連続勤務をなんとか頑張って終えることができました。


普通に毎日パートをしている方々のことを思えば、なんてことのないことのはずとはいえ、自身の会社勤務の経験と比べてもやはり、どこか違います。


きっとそれは、コンサートスタッフの表方は、お客様に非日常の最高の時間を味わっていただきたい一心に仕事をする為か、自分がまず非日常の空間にいるからなのかもしれないとふと思いました。


これまでは、純粋なクラシック音楽専用の会場にいましたから、例えばオペラのような同じ公演が数日あるにしても、特段「千秋楽」というほど大袈裟なものは迎えたことがありませんでしたが、本物の文字通りの千秋楽。



お客さまも、出演者も、そしてスタッフも、それぞれの胸の内に、特別な何かがあることは確かなようでした。



杮落しと千秋楽は、同じ公演でも何か空気の違う楽しさを味わえるかもしれません。チケットも取りにくいかもしれませんが、同じ行くなら、ちょっとイイかもしれません。できれば、両方比べてみていただきたいものですね!


束の間の休息をいただいたら、また別の場所で今度は夏休みのちびっこ達をお迎えしたりと、また違った非日常も待っています^^