初心 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

私にとって、怒涛の一週間の半分が消費されました。


というのも、研修が重なっています。同じコンサートホールでの研修ですが、内容が様々で緊張もします。自分のブラッシュアップを1日目に終え、次に新人研修の補佐です。


新人研修は本当に、初心に立ち返るいい機会になります。やりながら、実は自分が一番勉強させて頂けるチャンスなのだなと密かに思ったり、改めて私はコンサートホールの仕事が好きなんだなぁ・・・と思ったり。


自身が新人だった頃に「あんな風になりたい!」と目標に据えてきた格好いい先輩・エレガントな先輩方の姿を改めて思い起こし、なんとか追いつきたいと想った気持ちを鈍らせていたことにはっとします。


「野球場には魔物が住んでいる」なんてよく言います。勝利の「女神」も同時に住んでいます。ホント、コンサートホールにも魔物が住んでいる・・・と、時々思う程、イロイロあります。もちろん音楽の女神も微笑んでいます。


そのイロイロに対応できるコンサートホールと、そのスタッフのエキスパート目指して今年も頑張ろうと自身に語りかけるのでした。もちろん後輩にもこの仕事を好きで向上心を持ってもらえるようにしっかり仕事をしていかなくてはなりません。


明日は避難誘導や身障者の方々への介助の研修メニューです。地震についてはいつ起こっても不思議ではありませんし、真摯に取り組みたいと思います。


コンサートホールがお休みしている間(または公演のない時間帯)にも、このように活動している時もあります。聴きに来て下さる皆さま、演奏してくださる皆さまのために、明日も気合を入れていきたいと思います。