スーツケース | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

更新もままならぬまま時が経っていくこの頃です。

そんななか、検索ワードを見てみると、過去にコンサートの諸々について書いた記事に辿り着いた方がいらっしゃるのがわかります。例えば、途中退席など。


記事がお役に立ったかどうかは疑問が残りますが、そのようなことについて少なくともちょっと調べてみようという方がいらっしゃるものだと改めて思います。


ご自身で行かれたコンサートで疑問の残る接客にあったのか、あるいは事前調査なのか、色々なのでしょう。


日々勉強し、少しずつでも、少しでも、コンサートで何か参考になることがアップできたらな~と思いました。


さて!

藝術の秋たけなわ、日本中を大移動、追っかけして都心にいらっしゃる方、地方に行かれる方もたくさんいらっしゃることでしょう。


スーツケースでお越しのお客さまは、大きなコンサートホールのクロークでは、何列もある場合はたいてい端の列でお預かりすることが多いのではないかと思います。


お客さまに「どっこいしょ」とカウンターの上に乗せて頂くのは申し訳ないことと、カウンターの内側に入れる時の合理性の二面から、人が出入りする通路の有る側でお預かりということになります。(楽器も同様です。)


スタッフがみつけて、「あちらへどうぞ」と予めご案内できることもありますが、時々人ごみに紛れて真ん中に並んでいらっしゃるのが見えず、折角並んで頂いたのにまた端に移動して頂くということがあるかもしれません。カウンターの自分の番まで来た人は優先で御案内しますが、順番待ちの途中で移動すると並び直しになってしまうかもしれません。


特殊な荷物がある時、あまりにも順番待ちの列が混みあっていて分からない場合は、「端?」と並ぶ前にロビーにいるスタッフに尋ねるのも一つの方法ではないかと思います。


ちょっと、試してみてください。