「夢を描け」、叶えるためには「ビジョンを持て
」と、いろんな人が提唱しているので、誰もが聞いたことのある言葉だと思います。
私が最近読んだ本では、このことを大変容易に、ストンと入ってくる解説がされていました。
「予選で優勝して、オリンピック出場の切符を手にした!」というように、「○○行きの切符を手にする。」という言い方をよくすると思います。
この、切符がミソなのです
切符には、必ず目的地が書き込んでありますね。まず、切符を買うには目的地で買うのです。(フリー切符の気ままな旅もあるし、最近では、チャージ式のカードで電車に乗ることも多いですがでも、本人には目的地があることに変わりません。)
目的地の書いてある切符があれば、電車に乗るという行動を起こせば必ず行きたい所へ到着します。大雪で電車が止まったら?などと屁理屈を言ってみても、たとえ遠回りをしても、目的地と行く意思があれば、なんとかして行こうとします。
タクシーに乗る時も、必ず目的地を告げますよね。運転手さんが「どこまでですか?」と尋ねても、「さぁ、わからない。」では、どこへも行けません。
もうお解りのことと思いますが、ビジョンを描く、ということを知っていても、具体的に目的地を定めずにただぼんやりと思っていても、叶わないのです
未来の姿を決める。「医者になりたい。」と思ったら、医学部に進学しなければ、法学部に行っても医者にはなれません。「医者になる」というビジョンありきです。決めたら、あきらめず、一歩ずつ前進する。
どんな仕事をしたいのか、どんな人間になりたいのか・・・。年齢や男女は関係ありません。個人個人の未来像です
既に実行されている人もいらっしゃるでしょう。まだの人、ほ~っと思って頂けた人は、早速、近くの目的地でも、うんと遠い目的地でも、決めようではありませんか
音楽会も同じですね!聴きたい音楽会の切符を買って、聴きに行きます♪演奏家は求めて来たお客さまに、癒しや、勇気や、色々なものを提供して夢を与えてくれます。
チケットもぎりをする時は、もう少し楽しい気持ちで半券を切れそうな気がしてきました