バーコーナーの利用 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

演奏会にささやかな色を添えてくれるバーコーナー。

お子様にはジュースやアイスクリームアイスクリームなどのお楽しみ・小腹を満たす実用性など、利用目的も様々ですが、演奏会の楽しみの一つ、という方もいらっしゃることと思いますニコニコお値段が少々張るのが玉に傷ですが、それも含めて「特別」な感じを演出していると思います。


一口にバーコーナーとは申せ、コンサートホールによって様々ですね。やはり、大型公演の盛装した紳士淑女、セレブの社交場的な風景SAYUセレブスタイル2が映画のワンシーンのようで、憧れてしまいます。雑踏からそこだけ浮かび上がるかのような絵になる光景です。


さて、このバーコーナーを利用するのは、開場中か、休憩中のどちらかになり、終演後にはクローズしています、。つまり、短時間の間に大勢の方が殺到し、開演に間に合うようにしなければならない、という①混雑②時間内で、という二つのポイントが挙げられますじっ


みんな、何かバーコーナーで飲食物を購入したものの、困るのはそれを摂取する場所ですね。軽くお食事をという方には、テーブルが必要でしょうテーブル


軽くワインを片手に乾杯…ワイン程度の方は、美しい立ち姿で、テーブルは食事の方に譲って頂けるといいかなと思います。その華やかな様子に意外とみんな密かに注目しています。ときどきこのような方たちが少々お酒が過ぎて、開演前にはいつまでも中に入ろうとしないで困ってしまうこともありますQueenly


私たちレセプショニストは、バーコーナーの職員ではありませんので、基本的には仕事の内容が違いますあせる例えばホテルではラウンジでケーキセットを召しあがる際に、ホテルマンを呼び寄せて注文しないのと同じように、給仕の仕事は同じ建物の違うお店のような感覚です。テーブルを片づけて、というようなことを時には言われたりします。


本当は、できる限りは動きたいのですが、実は、休憩中、ボーっと立っているように見えるレセプショニストは、再入場のチケットのチェックや不審者への注意、階段などの事故防止のための見張りseiなど、その場を動いてはいけなかったり、また、身障者の方のケア中、その他ブランケットやプログラムをもっとくださいなどのリクエストにお応えして等何かしていたり、動き回っていたり時間にタイトな勝負時間でもあるのですパンさん/こっそり


確かにバーコーナーの近くでスタッフが立っていることには違いないので、お客様からすれば、対応できない時はイライラすることかもしれませんイライラただ、私たちも多少、お困りのお客さまにはバーカウンターの方に声を掛けたりなど同じ場所のスタッフとして連携プレーは積極的にしたいと思っています。また、「どんなメニューがあるの?*」とか、「サンドイッチはあるの??*」というようなことに対してはお答えできますので、ご遠慮なくお尋ねくださいniko*


私たちのバーコーナーに関しての最大の仕事は、開演前のベルが鳴った時に、まだゆっくりとされているお客さまに「間もなく開演でございます。」とお知らせして回る音ことです。ちょっと、「うるさいなぁ↓。そんなのわかってるよ困る」と日頃から感じていらっしゃる方もおいでのこととは存じますが、おしゃべりに夢中でいくらお知らせしても馬耳東風だったり、少しお酒が入られて、開演に間に合うように客席に移動していただくのが大変な方も少なからずいらっしゃるので、お許しくださいねペコリ


バーコーナーを利用される方は、

①テーブルなど譲り合いの精神で顔

②開演に間に合うよう、トイレの利用も考慮に入れて時計とにらめっこで砂時計

ということをちょっと意識してご利用いただければと思います。セルフサービスの場合は、ご協力をお願い致しますウィンク

それから、薬を飲みたいので水が欲しいというような場合は、バーコーナーの人がいて可能な状態でさえあれば、開演中でももらえますのでご遠慮なくおっしゃってくださいね薬