普段の演奏会ではあまりないことですが、例えば行政の企画による市民向けのお楽しみの色の強い演奏会や、スポンサー企業のご招待公演、子ども向けコンサートなどで、下のようなケースがよくあります
それは、未就学児童の入場については普段の演奏会と変わらずご遠慮いただいている場合でも、知ってか知らずか、ご来場されるケースです
年齢制限についてはチラシなどで必ず但し書きがあるはずですので、確認をしていただきたいと思います
そして、たとえ3歳以上可、というような場合や、膝上抱っこOKという場合でも、基本的に1人1枚のチケットが必要なことが殆どだと思われます。こちらも併せてご確認ください
特に有料のチケットの場合は、要注意ですチケットのない人は大人であれ、子どもであれ、入場出来ません。そして、未就学児童不可の演奏会では、たとえチケットがあったとしても、お入りいただけないこともありますので、やはり購入前に自己責任
できちんと確認をと思います。
コンサートを開催する立場の方は、特にアマチュアの場合、友人知人という客層が非常に多くを占めることになると思います。当然、ご家族でいらっしゃると、小さなお子様も連れて来られることが多くなります
コンサートの内容によっては、「本来はダメだけど、まぁ、折角来たのだから・・・」と、許可して差し上げることもあろうかと思います
許可する立場の人は、お入りいただく際に「もし、退屈されて他のお客様にご迷惑となりそうな場合は、演奏中でも構いませんので、速やかにロビーに出てください。モニターでご鑑賞もできます。気分転換できましたら、また次のタイミングでお入りいただけます。」と、ご案内しておきましょう
許可された人もしかりで、上のような心づもりでいましょう
両親がチケットを持っていて、お子様の分はない、というケースも多々ありますが、本来チケットがないと入れない公演の場合でも、公演内容によっては特別にロビーでモニター鑑賞ということを許されることもあります
その時はもちろん、お子様に大人が1人付き添っていただかねばなりません。モニター鑑賞でも、本来会場に入れないところを入れてもらえたと思っていただけると有難いです
たとえ無料のご招待券であっても、みんなは何か抽選で当たったなどの条件をクリアしていることもありますので、チケットにはそれなりの重さがあるのではないでしょうか
全ての判断は主催者がします。どうか、小さなお子様の行かれるクラシックの演奏会には、入場は何歳から可能かということを、チラシをよく見て、ご注意ください。わからないことはチケットを購入する前に必ずご確認をと思います