クロークで~ファー・毛皮を預ける | コンサートホールのお話など

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レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

寒い季節には、クロークにコートをを預けるときの特別なお召し物に、ファーのついた襟や毛皮のコートなどが挙げられると思いますコート中には、これは一体「How muchsei」というようなものまであります。


クロークに預ける時に、多少の不安はないでしょうかはてな私がかつて働いていたコンサートホールでは、お客様のお荷物には非常に気を配ったお預かりをしていましたしあわせ。毛皮が出された時点でそれ用のハンガーハンガーに掛け、一般のお召し物とは別にしてお預かりしたものですが多分、他の一般的なホールでは、もちろん気は遣いますが、そこまでの対応はなかなかできないのではないでしょうか?*


そこで、お客様ご自身がお預けになるときに、「これは少し毛が抜けやすいので少し離して掛けてねおねがい」などと、一言添えられることをお勧めします。



「離してねね」などと具体的に言わなければ、ただ、「気をつけて」いるだけで意味がわかってもらえないといったこともある、コンサートホールによってはマニュアル外で比較的個人の裁量にかかっている部分も大きいあせるクロークもあります。ここでもサービスの質に差を感じる所です。


お預かりしている立場の方は、抜け落ちやすい毛皮は、お預かりしたお召し物そのものにダメージを与えないように、また、お隣の衣類までファーがついてしまったりしてしまわないように、色々な角度から丁重に扱いましょうピンク音符


それから、マフラーのお預かりについても、毛糸の素材のものは、ハンガーや荷物に引っ掛かりやすいので、取り扱いには気をつけましょう。特にお返しのときに慌てて無造作に引っ張ることのないようにしたいですねniko*預けるのに不安な方はコートと同じく、具体的な一言を添えることをお勧めします顔