飴との戦い~演奏中に | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

クラシックのコンサートホールで、演奏中の客席は本当に静かですシーンわずかに動いただけでも、洋服の袖がすれる音すら気になるくらいです。(平安時代三人官女の衣擦れの音って、こういう感じなのだろうかと時々思います。)



そんな中で、飴を食べようあめちゃん。と思ってバッグの中からなんとか取り出すのに成功したのはいいのですが、包み紙をむこうとする段階で、思った以上にその音が響いて∑!!は止め、またしばらくして挑戦しては再度驚いて止め…という繰り返しの光景リサイクルに毎回のように出会います。



結局、一粒の飴を食べるのに、相当な時間を費やすことになってしまい砂時計、曲の間中、間を置いてはカサッ・・・コソッ・・・という気になる音を発生させてしまっています汗なんだか、間抜けな、滑稽な感じがしますが、周囲のお客様にとっては大迷惑ですしつこい


こんなとき、あまりにも気になる場合は、ゼスチャーで「止めてくださいNO!」と、訴えかけに、お客さまに近寄ります。どなたか特定できないこともありますが、「私たちレセプショニストはちゃんと把握していて、あんまりみなさんに迷惑だと、止めさせるつもりですよ!!*」ということを、他の気にしているお客さまにわかっていただき、安心していただく効果もあります♪



咳が出そうなご本人にとっては、なんとか飴を口にしたいところですね。「どうしても今日は飴がないと心配。」という方は、開演前に包み紙をむいた状態にして、一粒入る程度の最もちいさなジップ付き透明袋に入れて膝に置くなど、工夫されてみてはいかがでしょか?*プラスチックの薬のケースなどでは、中で飴が転がったり、落としてしまった時に音が出てしまいますのでお勧めできません。ガムのように音の出ない紙で包んでいるタイプのものもありますねniko*

しかしこれも咳が心配な時に限ります。表立って、決してお勧めはできませんパンさん/こっそり開場中にお座席で飴をやりとりしているお客さま(交換会が始まる光景があせる)をお見かけしただけで、密かにチェックしてしまいますしじぃ・・・。、周りの方も心配そうになさっています。もし、やむを得ずという時は、そのように音と動きが出ないように工夫して、こそっと、ささっと、目立たずに。もちろん、音の大きなところでパクッとお願いしますニコ


飴にも匂いのきついものがありますので、その点にもご注意いただき、できるだけ食べなくて済むようにお願いしたいですねペコリ