最高の演奏会を印象づけるものは? | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

みなさんは、一度くらいは夢のような、夢だったら覚めて欲しくないと思えるような素敵なコンサートキラキラに出会ったことがあるのではないでしょうかはてなマーク反対に、ずっと前から楽しみにしていたコンサートに行ったのに、がっかりとして帰ったこともおありでしょう。それが、演奏自体はまずまず良かったのにもかかわらず、スタッフの態度が悪かったり、他のお客のいびきぐぅぐぅが気になって集中できなかったなりど、本来の音楽とは関係のないところで自分にとってはつまらない演奏会になってしまった経験も多いのではありませんかはてなマーク


 合格素晴らしい演奏会 = 素晴らしい演奏 + 素晴らしい会場の雰囲気


例えばレストランナイフとフォークだって、高級な食材と腕のよいシェフが揃って、素晴らしい料理を提供しても、清潔感に溢れ、センスのよいインテリアで、とびきりの笑顔と気の利いたスタッフの対応があるかどうかで、美味しさも違ってきますし、お店の雰囲気・格調高さも決まってしまいます。更に立地条件、バリアフリー車椅子であるかなど、料理以外のところでも満足感を与えるものはたくさんあるのです。



それと同じように、演奏と+αの双方が揃って初めて、本当に満足のいく演奏会にすることができると言っても過言ではありません!! それがわかれば、あなたの演奏会も、更にいいものにできるはずですアップ

演奏者の方は、もしかしたら、これまで舞台の上での演奏のことだけが頭にあったかもしれないですよ

はてなマークでも、あなたの演奏会はどのようにこだわりたいのか、運営にも主張してもよいと思います。

そしてプロとしてではなく、主催やスタッフとして演奏会に関わる方は、きっと考え直す余地がたくさんあることと思いますひらめき電球


お客様が「あぁ、素晴らしかったラブラブ」「来てよかったニコニコ」と思ってくださらないと、演奏会を開催した手応えがありませんものね。そして「また来たいわくつ」「あなたのファンになったわビックリマーク」「これからも聴きに来るわ」と言ってもらえたなら大成功ですクラッカー



私は、クラシック音楽専用ホール音譜のレセプショニストという仕事をしていますが、世界でも一流のプロから、発表会レベルのアマ、大ホール~小ホール、所属のホール・それ以外の場所と、様々なパターンで色々な仕事をしました。フリーでもお声をかけていただくと出没し、音楽以外にもバレエワンピースや講演会等々の会場でも仕事をしました。嫌な職業病ですがダウンついついコンサートに出かけると、スタッフの動きから何から、コンサートの進行が気になって仕方ありません。自分の仕事の場所以外でも、観察してはサーチ

肥やしにしています。


レセプショニストとは、わかりやすく言えば、コンサート会場の案内係です。チケットを切ったり、座席を案内したり、クロークで荷物のお預かりもこなします。ところが、それ以外にもコンサートの進行が滞りなく行くよう、演奏者が気持ちよく演奏できるよう、そしてお客様の安全をお守りするよう、コンサートを守っています。実は、+αが私たちの肩に重くのしかかっているのです叫び


次からその+αの部分について、語りだしたらキリのない話を少しずつ、コンサートに関わる色々な立場の方に提供できるといいな~と思います。そして、演奏会にこれからどんどん出かける方へは、知っているようで知らない演奏会のマナーについても、別のテーマで提案していけたら…と考えていますニコニコ


頑張ってみますので、またのぞいて見てくださいね流れ星